2019年1月以降のe-Tax本人認証方法について

電子申告の本人認証方法について
最終更新日:2018年6月5日

2019年(平成31年)から、e-Taxの利用方法が簡便化されるようです。 これまでは、自宅のパソコンからe-Taxで電子申告するためにマイナンバーカードとICカードリーダーが必要でしたが、 これが必ずしも必要なくなる予定です。

また同時に、マイナンバーカードを使ったe-Taxの利用方法も簡便化されるようです。 これまで通りマイナンバーカードを使って本人認証を行う方法、マイナンバーカードを使わずに本人認証を行う方法、 2通りの認証方法から選べるようになります。

  • マイナンバーカードを使ってe-Tax利用 ← 簡便化
  • マイナンバーカードを使わずe-Tax利用 ← New!

この2つを順番に見ていきましょう。

マイナンバーカードを使ってe-Taxを利用する場合 ← 簡便化

マイナンバーカードを使って自宅のパソコンからインターネットを介し、 e-Taxで電子申告する場合に用意するのは下記の2つです。 用意するものは以前と変わりません。

マイナンバーカード方式で用意するもの

マイナンバーカード
(個人番号カード)
初回は無料で発行できる。役所で手続き可能
ICカードリーダー市販のものを購入する。2,000円〜3,000円前後

まずパソコンにICカードリーダーをUSB接続し、e-Taxを利用中に本人認証が必要になるタイミングで、マイナンバーカードをICカードリーダーに挿し込む(もしくは、接触させる)という形です。これで本人認証をします。

今回の簡便化で省略されるプロセス

上記の工程は変わりません。今回の簡便化で省略されるのは、「開始届出書の提出」と「ID・パスワードの受領」です。 これまではe-Taxで電子申告をするために、上記の工程の前に「開始届出書の提出」と「ID・パスワードの受領」も必要でした。 マイナンバーカードで本人認証さえすれば、IDとパスワードなしで電子申告ができるようになるということです。

なお、以前は住基カードを使って本人認証することもできましたが、 マイナンバーカードの登場にともなって住基カードは新規発行・更新が終了しました。 住基カードに内蔵されている電子証明書の有効期限は3年です。 住基カードの発行・更新は2015年12月末をもって終了したので、 2019年1月には今までに住基カードを発行した全ての人の電子証明書の有効期限が切れていることになります。

住基カード自体の有効期限と、住基カードに内蔵されている電子証明書の有効期限は別なので注意しましょう。 公的個人認証サービスで使用する電子証明書の有効期間は、 電子証明書発行の日から3年間です。 今まで住基カードを使って本人認証をしていた人も、これからはマイナンバーカードに内蔵されている電子証明書を利用した本人認証に切り替える必要があるということです。

マイナンバーカードを使わずe-Taxを利用する場合 ← New!

マイナンバーカードを持っていない人、あるいはマイナンバーカードを作りたくないがe-Taxは利用したいという人には、特別な本人認証によるe-taxの利用が可能になるようです。

ただし、なりすまし対策やセキュリティ対策のため、この方法でe-Taxを利用するには、まず税務署へ行って職員と対面の上、本人確認を行う必要があるようです。マイナンバーカードとICカードリーダーを用意する必要はありませんが、それなりに手間がかかる方法ではあります。

新しく予定されている本人認証方法(ID・パスワード方式)

  • 役所へ行って職員と対面の上、本人確認をする
  • ID・パスワードを受領し、これを入力することで本人認証する

国税庁ウェブサイト - e-Taxにおける新たな認証方式の導入について

これが新しいe-Tax本人認証の方法なのですが、マイナンバーカードが普及するまでの経過措置として採用される方法のようです。(3年をめどにこの方法の見直しがされる予定)

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