会計ソフトの比較一覧【個人事業主向け】

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更新日 2024年2月08日

個人事業主の会計ソフト - おすすめソフトの比較一覧

>> 法人向け会計ソフトの比較はこちら

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やよいの青色申告 オンライン
クラウド確定申告ソフト「やよいの青色申告 オンライン」で、確定申告・会計業務をかんたんに。 会計の専門知識は不要で、すぐに始められます。

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個人事業主向けの会計ソフト【一覧表】

個人事業主向けの主要な会計ソフトを一覧表にまとめました。日々の帳簿づけから、確定申告書類の作成機能までは、下表に挙げるどのソフトにも備わっています。

料金
(税込)
対応
OS
申告対応 操作画面
やよいの白色申告 オンライン
やよいの白色申告
オンライン

0円/年~
クラウド

白色申告 やよいの白色申告 オンライン(操作画面)
やよいの青色申告オンライン
やよいの青色申告
オンライン

9,680円/年~
クラウド

白色申告
青色申告
やよいの青色申告オンライン(操作画面)
freee会計
freee会計

12,936円/年~
クラウド

白色申告
青色申告
freee会計(操作画面)
マネーフォワード クラウド確定申告
マネーフォワード
クラウド確定申告

11,880円/年~
クラウド

白色申告
青色申告
マネーフォワード クラウド確定申告(操作画面)
HANJO会計
HANJO 会計

12,936円/年
クラウド

青色申告 HANJO会計(操作画面)
ジョブカン青色申告
ジョブカン青色申告

13,200円/年
クラウド

青色申告 ジョブカン青色申告(操作画面)
やよいの青色申告
やよいの青色申告

13,200円~
インストール
白色申告
青色申告
やよいの青色申告(操作画面)
みんなの青色申告
みんなの青色申告

10,780円
インストール
白色申告
青色申告
みんなの青色申告(操作画面)
やるぞ!青色申告
やるぞ!青色申告

9,680円~
インストール

白色申告
青色申告
やるぞ!青色申告(操作画面)
ジョブカン青色申告/確定申告 Desktop
ジョブカン
青色申告/確定申告

5,500円~
インストール
白色申告
青色申告
ジョブカン青色申告/確定申告 Desktop(操作画面)
MJSかんたん!青色申告
MJS
かんたん!青色申告

7,920円
インストール
白色申告
青色申告
MJSかんたん!青色申告(操作画面)

個人事業主が会計ソフトを選ぶ際、まずは下記の重要なポイントをチェックしておきましょう。

会計ソフト選びの重要ポイント

  1. クラウド型かインストール型か?
  2. 帳簿づけ画面の使い勝手はよい?
  3. 確定申告書類を簡単に作成できる?
  4. 電子申告に対応している?
  5. サポート体制に不足はない?

結論から言うと、これらのポイントを考慮すれば大手3社(弥生freeeマネーフォワード)のクラウド会計ソフトから選ぶのがおすすめです。

ここからは、それぞれの比較ポイントを個人事業主向けに詳しく解説していきます。

ポイント① クラウド型 or インストール型?

会計ソフトは「クラウド型」と「インストール型」の2種類に大別できます。これから初めて導入するなら「クラウド型」のソフトがおすすめです。クラウド型とインストール型の違いについては、下表をご参照ください。

クラウド型とインストール型の比較

クラウド型 インストール型
インストール 不要 必要
ネット環境 必要 不要
デバイス パソコン・タブレット・スマホで利用可能
(OSを問わずに使える)
パソコンのみで、Windows向けがほとんど
(対応のOSでしか使えない)
使い方 ChromeやSafariなどのブラウザから
ログインして使う(スマホからでもOK)
パソコンにインストールして使う
操作画面 スッキリしていて
初心者でも使いやすいものが多い
古めかしく複雑で
経理経験者向けのものが多い
初期費用 かからない ソフト本体の購入代金
継続費用 月額 or 年額の利用料金 税制改正などに対応するため
毎年のバージョンアップ費用が必須

クラウド型の会計ソフトなら、本体の購入費用やインストールの手間がかからないので、初心者でも気軽に導入できます。個人事業主向けであれば月額料金は1,000円程度が相場ですから、お試しで使ってみるハードルも低いです(無料のお試し期間を設けているソフトも多いです)。

ランニングコストはインストール型のほうがおトク?

インストール型の会計ソフトなら、クラウド型のような月額・年額の利用料金はかかりません。しかし、インストール型会計ソフトは基本的に毎年のバージョンアップが必要なので、年単位ではクラウド型と同等のコストが発生します。

クラウド型とインストール型の比較 - バージョンアップについて

クラウド型 インストール型
自動でアップデートされる
バージョンアップに関して
追加料金はかからない
自分でバージョンアップする
最新の税制等に対応するために
毎年バージョンアップ費用を払うことになる

きちんとバージョンアップをしていないと、税制改正などに対応できません。その結果、確定申告書類を正しく作成できなくなってしまいます。ちなみに「サポートに加入していればバージョンアップが無料!」というインストール型ソフトもありますが、この場合はサポート料金を継続的に支払う必要があります。

ポイント② 帳簿づけ画面は使いやすい?

会計ソフトでは、日々の売上や経費を「手入力」か「自動取り込み」で帳簿付けしていきます。毎日の記帳業務をラクに済ませるには、このような機能の使い勝手が重要です。

手入力による帳簿づけ

大手3社のクラウド会計ソフトはスッキリした入力画面で、会計初心者の個人事業主でも使いやすくなっています。入力項目もシンプルなので、記帳の経験がなくても簡単に帳簿付けできます(複式簿記にも対応可能)。

手入力による帳簿づけ画面の比較

弥生 freee マネーフォワード
手入力による帳簿づけ(弥生) 手入力による帳簿づけ(freee会計) 手入力による帳簿づけ(マネーフォワードクラウド確定申告)

自動取り込みによる帳簿づけ

最近の会計ソフト(主にクラウド型)には、銀行口座やクレジットカードの明細情報を自動で取り込む機能が備わっています。取り込んだ取引明細には「売上」「仕入」「消耗品費」などの勘定科目が自動で割り振られ、そのまま帳簿付けできます。これにより、記帳作業がグンと楽になります。

自動取込による帳簿づけ(マネーフォワードクラウド確定申告)

マネーフォワード クラウド確定申告」の自動仕訳画面

たとえば「マネーフォワード クラウド確定申告」では、自動で取り込んだデータが上図のように一覧表示されます。それぞれに自動で勘定科目が提案されるので、ユーザーはそれをチェックして「登録」を押すだけです。勘定科目や摘要の欄は、修正も簡単にできます。

ポイント③ 確定申告書類の作成はカンタン?

本記事で紹介している会計ソフトは、どれも個人事業主の確定申告書類作成に対応しています。日々の記帳内容から、売上や経費の合計額を自動計算してくれるので、確定申告書類の大部分があっという間に作成できます。

自動入力だけでは埋められない項目もありますが、インターフェイスが優れた会計ソフトなら迷わず申告書類を仕上げられます。特に、大手3社のクラウド会計ソフトは「次に何を入力したらよいか」が分かりやすく示されるので、確定申告が初めての個人事業主でも安心です。

確定申告書類の作成画面 - クラウド会計の大手3社比較

弥生 freee マネーフォワード
確定申告書類の作成画面(弥生) 確定申告書類の作成画面(freee会計) 確定申告書類の作成画面(マネーフォワードクラウド確定申告)

たとえば「freee会計」では、○×アンケートのような形式で確定申告書類の作成を進めます。「○」を選択したところだけ詳しい記入欄が表示されるので、自分に関係のない箇所はすべてスルーできます。

ポイント④ 電子申告に対応している?

会計ソフトで作成した確定申告書類は、印刷したものをそのまま税務署に提出できます。あるいは「電子申告」に対応したソフトなら、そのままオンラインで提出することも可能です。

電子申告とは?

  • 確定申告書類をオンラインで税務署に提出すること
  • 従来は、国税庁が提供する「e-Taxソフト」の利用が必須だった
  • 現在は、対応が進んだソフトなら申告書類の作成画面からそのまま電子申告できる

たとえば「freee会計」では、ソフトで作成した書類を「電子申告アプリ」という専用ソフトを介して提出できます(追加料金なし)。確定申告書類の作成画面から指示に従って操作していくだけなので、初めてでも迷うことはないでしょう。

会計ソフトから電子申告をする流れ(freee会計の例)

① 申告書類の作成 ② 電子申告アプリの起動 ③ 送信
申告書類の作成(freee会計) 電子申告アプリの起動(freee会計) 電子申告データの送信(freee会計)

弥生マネーフォワードのクラウド会計ソフトにも、同じような電子申告機能があります。確定申告のために税務署へ行くのが面倒な人や、65万円の青色申告特別控除をラクに狙いたい人は、電子申告への対応状況もチェックしておきましょう。

>> 電子申告の対応状況で会計ソフトを比較!- 弥生・freee・マネーフォワード

ポイント⑤ サポート体制に不足はない?

大抵の会計ソフトには、チャットや電話によるサポートサービスが用意されています。会計ソフト初心者やパソコン操作に慣れていない事業主は、サポートの手厚さも比較しておきましょう。

サポートの扱い - クラウド型とインストール型の比較

クラウド型会計ソフト インストール型会計ソフト
月額・年額のソフト利用料金に
サポートの料金も含まれている
ソフトの本体価格とは別に
年額料金でサポートに加入する場合が多い

たとえば「やよいの青色申告 オンライン」には3つの料金プランがあり、プランによってサポート内容が異なります。このように、クラウド会計ソフトは「どのプランでも機能は同じだが、サポートの手厚さが異なる」というプラン設定になっていることが多いです。

やよいの青色申告 オンラインのサポート内容

セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
料金
(税込)
9,680円/年
初年度は無料
15,180円/年
初年度は無料
26,400円/年
初年度は半額
基本機能
メール
サポート
×
チャット
サポート
×
電話
サポート
×
業務ヘルプデスク × ×

>> 弥生の料金プランについて詳しく

上記の「業務ヘルプデスク」は、確定申告や経理業務についての相談もできる、弥生独自のサービスです。他社のサポートは、会計ソフトの操作方法などに関する対応だけですから、こうした盤石なサポート体制は弥生ならではの強みと言えます。

確定申告が初めてで不安がある個人事業主は、初年度半額の割引額が多い「弥生のトータルプラン」からスタートをきるのがおすすめです。後からプラン変更することもできるので、まずは初年度半額でトータルプランから始め、操作に慣れてサポートが必要なくなれば、セルフプランなどに切り替えましょう。

まとめ - オススメの会計ソフト3選

個人事業主が会計ソフトを選ぶ際のポイント

  • これから導入するなら「インストール型」よりも「クラウド型」がおすすめ
  • 日々の時短のためには、帳簿づけ機能の使い勝手が重要
  • 確定申告の初心者には、簡単に申告書類を作れる機能が必須
  • そのまま電子申告までできるソフトなら、申告書類の提出まであっという間
  • サポートの内容は、自分のレベルに合わせて選べると良い

上記のようなポイントを満たす会計ソフトが、大手メーカー3社(弥生・freee・マネーフォワード)のクラウド会計ソフトです。「会計自体が初めて」「確定申告に慣れていない」という個人事業主には、これらのクラウド会計ソフトがおすすめです。

弥生 freee マネーフォワード
料金
(税込)
月額契約 - 1,628円~ 1,408円~
年額契約 白:0円~
青:9,680円~
12,936円~ 11,880円~
帳簿づけ 手入力
自動仕訳
申告書類の作成画面 確定申告書類の作成画面(弥生) 確定申告書類の作成画面(freee会計) 確定申告書類の作成画面(マネーフォワードクラウド確定申告)
電子申告
(e-Tax)

パソコンからなら簡単

OSや端末を問わず簡単

スマホからなら簡単
その他の主な機能 ・分析レポート
・消費税申告
・分析レポート
・消費税申告
・請求書の作成
・分析レポート
・消費税申告
・請求書の作成
・給与計算
・勤怠管理

白色申告の個人事業主には、ひとまず「やよいの白色申告 オンライン」がおすすめです。無料プランでも全ての機能を使えるので、とにかく試してみて損はありません。手書きやExcelによる帳簿づけと比べれば、格段に効率が上がるはずです。初年度はサポート付きの有料プランが割引になるので、まずはサポート付きのプランで始めて、サポートが不要になればフリープランに切り替えるのがおすすめです。

青色申告にチャレンジするなら、まずは弥生freeeマネーフォワードの3社を一通り試してみるのがおすすめです。3社はどれも一定期間の無料トライアルが可能です。無料体験期間が終わっても、自動的に有料プランに移行するようなことはないので安心してお試しできます。

青色申告対応の優秀な会計ソフトは年間1万~2万円ほどの利用料金がかかりますが、青色申告で得られる節税メリット(青色申告特別控除など)と比べたら大した金額ではありません。

>> やよいの白色申告 オンライン(公式)
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>> freee会計(公式)
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