やよいの青色申告 オンラインを徹底解説!料金プラン・機能・デメリットなど

PR

更新日 2024年7月24日

やよいの青色申告 オンライン

「やよいの青色申告 オンライン」は、弥生株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。青色申告の個人事業主・フリーランス向けで、帳簿付けから確定申告まで様々な機能を搭載しています。

やよいの青色申告 オンラインの料金プラン

「やよいの青色申告 オンライン」には3種類の料金プランがあります。どのプランでも使える機能は変わりません。違うのは、ユーザーサポートの内容だけです。

やよいの青色申告 オンラインの料金プラン【比較表】
セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
料金
(税込)
11,330円/年
初年度は無料
18,975円/年
初年度は無料
33,000円/年
初年度は半額
帳簿付け
自動仕訳
確定申告書の作成
電子申告(e-Tax)
操作に関する質問 ×
経理業務相談 × ×
確定申告相談 × ×
サポートの
利用方法
- ・メール
・チャット
・電話(年10回まで)
・メール
・チャット
・電話(無制限)

最安の「セルフプラン」にはサポートが付きません。分からないことがあったら、公式サイトの操作説明などを見て、自力で解決する必要があります。会計ソフトに不慣れな初心者は、ひとまず「ベーシックプラン」以上を選ぶと安心でしょう。

最上位の「トータルプラン」では、操作サポートに加えて、帳簿付けや確定申告のやり方についても質問できます。会計初心者にとっては非常に助かるサービスです。ちなみに、弥生以外の会計ソフトでは、基本的に操作に関する質問しか受け付けてくれません。

どのプランも初年度はおトクに利用できるので、まずはサポートが充実した「トータルプラン」から使い始めるのがおすすめです。2年目以降、会計業務に慣れてきたら、安いプランに切り替えても問題ありません。

>> 「やよいの青色申告 オンライン」の料金プランを詳しく(公式サイト)

やよいの青色申告 オンラインの操作画面・メニュー構成

メニューの「かんたん取引入力」から、売上や経費の内容を入力していくのが帳簿づけ作業の基本です。分かりやすく構成されているので、簿記初心者でも帳簿づけしやすいはずです。

やよいの青色申告 オンラインの取引入力画面

「スマート取引取込」は、明細情報を自動で取り込む機能です。 銀行口座やクレジットカードの情報を登録すれば、明細情報を自動取得できます。 これにより、預金取引などを手入力する手間が省けます。

各種レポートに帳簿づけデータが反映される

ソフトにとりこまれた取引内容は、レポートに自動で反映されます。 毎日の取引発生状況や、月ごとの売上や経費の推移をグラフ表示することができます。 レポートは確定申告に必要なものではありませんが、経営状態を視覚的に把握する上で役立ちます。

やよいの青色申告 オンライン - 確定申告書の作成チャート

確定申告で提出するための必要書類はメインメニュー「確定申告」のタブから作成できます。 分かりやすくチャート化され、初心者でも簡単に確定申告書類の作成ができるよう構成されています。

やよいの青色申告 オンラインのメリット

  1. 大手3社でいちばん安い
  2. 「かんたん取引入力」が使いやすい
  3. 自動仕訳もできる
  4. 帳簿付けや確定申告の相談ができる
  5. シェアNo.1だからネット上の情報が豊富
  6. 全プランで消費税申告に対応

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

メリット① 大手3社でいちばん安い

「やよいの青色申告 オンライン」は、大手3社(弥生・freee・マネーフォワード)のなかで最も料金が安い青色申告ソフトです。さらに、初年度は無料 or 半額になるキャンペーンも開催しています。

大手3社の料金プラン【比較表】

やよいの青色申告
オンライン
freee会計 マネーフォワード
クラウド確定申告
利用料金
(税込)
セルフプラン
11,330円/年
初年度は無料

ベーシックプラン
18,975円/年
初年度は無料

トータルプラン
33,000円/年
初年度は半額
スターター
12,936円/年

スタンダード
26,136円/年

プレミアム
43,780円/年
パーソナルミニ
11,880円/年

パーソナル
16,896円/年

パーソナルプラス
39,336円/年
帳簿付け
自動仕訳
請求書作成
月6枚以上は追加料金
確定申告
e-Tax
スマホ申告は未対応
消費税申告
上位プランのみ

上位プランのみ

「やよいの青色申告 オンライン」は安いですが、機能面で比較しても特に不足はありません。freeeとマネーフォワードは、従業員関連の機能(経費精算や給与計算など)が充実していますが、小規模な個人事業主にはちょっとオーバースペックでしょう。

「やよいの青色申告 オンライン」の弱点を挙げるとしたら、いちばん気になるのは請求書機能です。請求書機能をがっつり使いたい場合は、追加料金がかかってしまいます。このあたりは、後述のデメリット②で詳しく解説します。

>> やよいの青色申告 オンライン(公式サイト)

メリット②「かんたん取引入力」が使いやすい

「やよいの青色申告 オンライン」には、初心者向けの取引入力画面が用意されています(かんたん取引入力)。これを使えば、会計初心者でも簡単に複式簿記で帳簿付けができます。他社の入力画面と比較すると、かなりシンプルでわかりやすいです。

やよいの青色申告オンラインの帳簿付け画面(かんたん取引入力)

たとえば、事業用にインクカートリッジを買ったら上図のように入力します。取引日・勘定科目・金額などを入力するだけでOKです。勘定科目は選択式で、簡単な説明も載っているので、会計知識がなくてもなんとなく分かるでしょう。

ちなみに、freeeとマネーフォワードの取引入力画面は下図のようなデザインです。使用頻度の高い画面なので、自分の好みに合うソフトを選ぶのがおすすめです。

【参考】freeeとマネーフォワードの取引入力画面

freee マネーフォワード
freee会計の帳簿付け画面(フリー) マネーフォワードクラウド確定申告の帳簿付け画面

freeeとマネーフォワードの取引入力画面は、「やよいの青色申告 オンライン」と比較するとちょっと入力項目が多いです。これはこれで使いやすい場面もありますが、初心者には少し難しく感じられるでしょう。

メリット③ 自動仕訳もできる

昨今、大手メーカーのクラウド会計ソフトには必ず「自動仕訳機能」が搭載されています。もちろん「やよいの青色申告 オンライン」も、自動仕訳にバッチリ対応しています。

自動仕訳
自動仕訳とは、口座やクレカの取引履歴をソフトに取り込んで、自動で帳簿に反映してくれる機能のこと。たとえば、事前にクレカを登録しておけば、その利用明細が自動で取り込まれるので、カードで買った備品の金額などをいちいち手入力する必要がなくなる。

「やよいの青色申告 オンライン」に銀行口座やクレジットカードを登録しておくと、その利用明細が下図のように表示されます。日付や金額は自動入力されているので、あとは必要に応じて勘定科目を修正したりするだけでOKです。

やよいの青色申告オンラインの自動仕訳画面(スマート取引取込)

自動仕訳機能を上手に使えば、記帳業務にかかる時間を大幅に削減できます。これから会計ソフトを導入するなら、ほぼ必須の機能と考えておきましょう。

メリット④ 帳簿付けや確定申告の相談ができる

「やよいの青色申告 オンライン」は、最上位の「トータルプラン」だと、サポートデスクに帳簿付けや確定申告の相談ができます。これは、会計初心者が青色申告に挑戦するうえで、かなり助かるサービスです。

プランごとのサポート内容【やよいの青色申告 オンライン】

セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
料金
(税込)
11,330円/年
初年度は無料
18,975円/年
初年度は無料
33,000円/年
初年度は半額
操作に関する質問 ×
仕訳相談 × ×
経理業務相談 × ×
確定申告相談 × ×
サポートの
利用方法
- ・メール
・チャット
・電話(年10回まで)
・メール
・チャット
・電話(無制限)

他社の会計ソフトだと、サポートは「ソフトの操作に関する質問だけ」と決められているのが一般的です。その点、弥生なら帳簿付けや確定申告に関してわからないことがあっても、パパっと質問して解決できます。

初年度はトータルプランも半額で利用できるので、せっかくならトータルプランから使い始めるのがおすすめです。2年目以降、仕訳や確定申告のやり方がわかってきたら、最安のセルフプランに切り替えるとよいでしょう。

>> やよいの青色申告 オンライン(公式サイト)

メリット⑤ シェアNo.1だからネット上の情報が豊富

弥生株式会社は、個人事業主向けのクラウド会計ソフト市場でシェア1位を獲り続けています。2位のfreeeと比較しても、圧倒的なシェア率を誇っています。

個人事業主向けクラウド会計ソフトのシェア率

シェア率が高いぶんユーザーも多いので、操作方法などの情報をネット上で簡単に見つけられます。「Yahoo!知恵袋」などのコミュニティサイトでも、弥生のソフトに関する質問と回答をたくさん閲覧できます。

また、弥生のソフトを使っている税理士も多いので、顧問税理士を探している場合にも有利です。ニッチなソフトを使っていると、税理士との情報共有に手間がかかるおそれがありますが、「やよいの青色申告 オンライン」なら安心でしょう。

メリット⑥ 全プランで消費税申告に対応

消費税の課税事業者は、毎年「消費税の確定申告」をする必要があります。これは、一般的によく知られている「所得税の確定申告」とは別の手続きです。消費税の確定申告は、初心者が自力でやろうとするとかなり大変です。

消費税の課税事業者
消費税の課税事業者とは、ごく簡単に言うと「けっこう売上がある事業者」のこと。具体的には「前々年の売上が1,000万円超」等の条件がある。条件を満たさなくても、手続きをすれば自分から課税事業者になることも可能(インボイスを発行したい場合など)。

「やよいの青色申告 オンライン」では、全プランで「消費税の確定申告書」の作成機能が使えます。一方、freeeやマネーフォワードだと消費税申告書は上位プランでしか作れません。

消費税申告の対応状況【大手3社の比較】

やよいの青色申告
オンライン
freee会計 マネーフォワード
クラウド確定申告
最安プランも
消費税申告に対応
消費税申告は
「スタンダード」から
消費税申告は
「パーソナル」から
セルフプラン
11,330円/年
初年度は無料

ベーシックプラン
18,975円/年
初年度は無料

トータルプラン
33,000円/年
初年度は半額
スターター
12,936円/年

スタンダード
26,136円/年

プレミアム
43,780円/年
パーソナルミニ
11,880円/年

パーソナル
16,896円/年

パーソナルプラス
39,336円/年

インボイス制度の導入以降、小規模な個人事業主やフリーランスでも、任意で課税事業者になるケースが増えました。いざ課税事業者になろうと思ったとき、「やよいの青色申告 オンライン」なら安価に消費税申告に対応できるので安心です。

>> やよいの青色申告 オンライン(公式サイト)

やよいの青色申告 オンラインのデメリット

「やよいの青色申告 オンライン」は、freeeやマネーフォワードの会計ソフトと比較しても、機能面で大きな不足はありません。強いて言えば、下記の3点がちょっとしたデメリットです。

  1. 最安プランはサポートが付かない
  2. 請求書機能がちょっと使いづらい
  3. スマホアプリの機能が少ない

ここからは、3つのデメリットを詳しく解説していきます。

デメリット① 最安プランはサポートが付かない

「やよいの青色申告 オンライン」には3種類の料金プランがありますが、最安の「セルフプラン」だとユーザーサポートを利用できません。操作方法がわからない場合は、公式サイトのQ&Aなどを見て、自力で解決する必要があります。

プランごとのサポート内容【比較表】

セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
料金
(税込)
11,330円/年
初年度は無料
18,975円/年
初年度は無料
33,000円/年
初年度は半額
操作に関する質問 ×
仕訳相談 × ×
経理業務相談 × ×
確定申告相談 × ×
サポートの
利用方法
- ・メール
・チャット
・電話(年10回まで)
・メール
・チャット
・電話(無制限)

初心者はひとまず、サポートが充実した「トータルプラン」から使い始めるのがおすすめです(初年度は半額なのでおトク)。ソフトの操作や会計業務に慣れてきたら「セルフプラン」に切り替えるのがよいでしょう。

デメリット② 請求書機能がちょっと使いづらい

「やよいの青色申告 オンライン」には、請求書の作成機能が付いていません。請求書機能を使いたい場合は、弥生の「Misoca(ミソカ)」という別サービスを利用します。他方、freeeやマネーフォワードは、ソフト内に請求書機能が備わっています。

請求書機能の使い方【大手3社の比較】

やよいの青色申告
オンライン
freee会計 マネーフォワード
クラウド確定申告
請求書機能は
別サービス
月10枚以上は追加料金
請求書機能が
備わっている
追加料金はかからない
請求書機能が
備わっている
追加料金はかからない
会計ソフトの請求書機能とは?
会計ソフトの請求書機能では、一般的に「請求書」や「納品書」の作成・発行・受領が行える。発行した請求書の入金状況などを、自動で帳簿に反映してくれる機能もある。

「やよいの青色申告 オンライン」と「Misoca」は連携できるので、機能面に大きな不足はありません。ただ、freeeやマネーフォワードと比較すると、別サービスを介する煩わしさが若干あります。

また「Misoca」には無料プランがありますが、無料プランでは月に10通までしか請求書を発行できません。月に11通以上の請求書を発行するには、有料プランに加入する必要があります(年額9,680円~)。

デメリット③ スマホアプリの機能が少ない

「やよいの青色申告 オンライン」には専用のスマホアプリがあります。帳簿付けに特化したアプリなので、それ以外の機能はほとんどありません。freeeやマネーフォワードのスマホアプリと比較するとかなりシンプルです。

スマホアプリの主な機能【大手3社の比較】

弥生 freee マネーフォワード
アプリ画面 やよいの青色申告オンラインのスマホアプリ(弥生申告) freee会計のスマホアプリ マネーフォワードクラウド確定申告のスマホアプリ
主な機能 ・取引入力
・レシート読取
・取引入力
・レシート読取
・自動仕訳
・申告書作成
・電子申告
・請求書作成
・取引入力
・レシート読取
・自動仕訳
・申告書作成
・電子申告

弥生のスマホアプリは非常にシンプルな仕様なので、出先でパパっと経費を記録する際などは便利です。ただ、freeeやマネーフォワードと比較すると、「できるだけスマホで済ませたい!」という人には物足りないでしょう。

>> やよいの青色申告 オンライン(公式サイト)

パッケージ版「やよいの青色申告」との比較

「やよいの青色申告」はパソコンにインストールするタイプのソフトで、クラウド型の「やよいの青色申告 オンライン」とは別モノなので、混同しないように注意が必要です。

クラウド型とインストール型の比較

やよいの青色申告 オンライン やよいの青色申告
操作画面 やよいの青色申告 オンラインの帳簿づけ画面 やよいの青色申告の帳簿づけ画面
導入スタイル クラウド型 インストール型
本体価格 なし 15,400円
プラン料金 セルフプラン
11,330円/年
(初年度は無料)

ベーシックプラン
18,975円/年
(初年度は無料)

トータルプラン
33,000円/年
(初年度は16,500円)
セルフプラン
11,330円/年
(初年度は無料)

ベーシックプラン
18,975円/年
(初年度は無料)

トータルプラン
33,000円/年
(初年度は16,500円)
対応OS Windows・Macなど Windows
対応端末 パソコン、スマホ、タブレット端末 パソコン
ネット環境 必要 不要

弥生の料金プランを詳しく

クラウド型は年額制、インストール型はパッケージ購入です。 とはいえ、インストール型でも基本的にはサポートプランの料金を支払うので、年間の利用コストとしてはほぼ変わりません(サポートに加入しないとバージョンアップができない)。 利用コストはどちらも年間1万円前後だと思っておきましょう。
>> 利用コストの比較を詳しく

インストール型とクラウド型では、帳簿づけの難易度が異なります。後発のクラウド型は、初心者でも簡単に帳簿づけができるよう、非常にシンプルに構成されています。会計ソフト各社はクラウド型会計ソフトに力を入れており、今後はクラウド型会計ソフトが主流となります。弥生も例外ではなく、「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告オンライン」といったクラウド型ソフトの普及に力点を置いています。

他社のソフトでの帳簿づけ経験がなく、これから会計ソフトを使い始めるのであればクラウド型ソフトをおすすめします。 >> インストール型とクラウド型の違い

>> やよいの青色申告 オンライン - 期間限定キャンペーン中