やよいの青色申告 オンラインのレビュー
更新日 2023年12月25日
「やよいの青色申告 オンライン」は、会計ソフトの弥生が提供するクラウド型会計ソフトです。
パッケージ版「やよいの青色申告」との比較
「やよいの青色申告」はパソコンにインストールするタイプのソフトで、クラウド型の「やよいの青色申告 オンライン」とは別モノなので、混同しないように注意が必要です。
クラウド型とインストール型の比較
やよいの青色申告 オンライン | やよいの青色申告 | |
---|---|---|
操作画面 | ||
導入スタイル | クラウド型 | インストール型 |
本体価格 | なし | 15,400円 |
プラン料金 | セルフプラン 9,680円(年) (初年度は無料) ベーシックプラン 15,180円(年) (初年度は無料) トータルプラン 26,400円(年) (初年度は13,200円) |
セルフプラン 9,680円(年) (初年度は無料) ベーシックプラン 15,180円(年) (初年度は無料) トータルプラン 26,400円(年) (初年度は13,200円) |
対応OS | Windows・Macなど | Windows | 対応端末 | パソコン、スマホ、タブレット端末 | パソコン |
ネット環境 | 必要 | 不要 |
クラウド型は年額制、インストール型はパッケージ購入です。
とはいえ、インストール型でも基本的にはサポートプランの料金を支払うので、年間の利用コストとしてはほぼ変わりません(サポートに加入しないとバージョンアップができない)。
利用コストはどちらも年間1万円前後だと思っておきましょう。
>> 利用コストの比較を詳しく
インストール型とクラウド型では、帳簿づけの難易度が異なります。後発のクラウド型は、初心者でも簡単に帳簿づけができるよう、非常にシンプルに構成されています。会計ソフト各社はクラウド型会計ソフトに力を入れており、今後はクラウド型会計ソフトが主流となります。弥生も例外ではなく、「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告オンライン」といったクラウド型ソフトの普及に力点を置いています。
他社のソフトでの帳簿づけ経験がなく、これから会計ソフトを使い始めるのであればクラウド型ソフトをおすすめします。 >> インストール型とクラウド型の違い
やよいの青色申告 オンラインの操作画面・メニュー構成
メニューの「かんたん取引入力」から、売上や経費の内容を入力していくのが帳簿づけ作業の基本です。 分かりやすく構成されているので、簿記初心者でも帳簿づけしやすいはずです。
「スマート取引取込」は、明細情報を自動で取り込む機能です。 銀行口座やクレジットカードの情報を登録すれば、明細情報を自動取得できます。 これにより、預金取引などを手入力する手間が省けます。
ソフトにとりこまれた取引内容は、レポートに自動で反映されます。 毎日の取引発生状況や、月ごとの売上や経費の推移をグラフ表示することができます。 レポートは確定申告に必要なものではありませんが、経営状態を視覚的に把握する上で役立ちます。
確定申告で提出するための必要書類はメインメニュー「確定申告」のタブから作成できます。 分かりやすくチャート化され、初心者でも簡単に確定申告書類の作成ができるよう構成されています。
セルフプラン・ベーシックプラン・トータルプランの比較
同社が提供するインストール型の「やよいの青色申告」に比べると、同程度のコストながら断然シンプルで使いやすいです。 どちらかで迷っているのであれば、本ページで紹介してきたクラウド型の「やよいの青色申告 オンライン」がおすすめです。
「OSを問わず利用可能」「様々なデバイスで利用可能」「明細の自動取得」など、クラウド型会計ソフトならではの利点もしっかり備えています。
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
---|---|---|
帳簿づけ・確定申告書類の作成 | ||
9,680円(年) | 15,180円(年) | 26,400円(年) |
サポートなし | 電話・メール・チャットによるサポート (操作質問に対応) | 電話・メール・チャットによるサポート (操作質問・業務相談に対応) |
初年度無料キャンペーン | 初年度無料キャンペーン | 初年度半額キャンペーン |
どのプランも帳簿づけと確定申告書類の作成という基本機能は、同じように利用できます。3つのプランの違いは、サポートの内容です(セルフプランには、そもそもサポートがつきません)。トータルプランでは、ソフトの操作説明だけでなく、経理業務や確定申告についての相談も対応してもらえます。