白色申告の帳簿づけ具体例と確定申告までの流れ

更新日 2021年2月12日

白色申告 帳簿付けの具体例

白色申告での帳簿づけの概要

白色申告で帳簿に記帳するのは、売上や経費の科目、取引の日付、取引先、金額などです。 帳簿付けは手書きでも認められますが、とても大変なのでおすすめできません。 個人事業用の会計ソフトに取引内容を入力していきましょう。具体的な方法は後述します。

会計ソフトを使えば帳簿入力が簡単にでき、確定申告書類も自動作成できます。 初心者が自力で確定申告書類を作るのは非常に大変です。

手書きで帳簿作成をしたい人も、まずは会計ソフトに頼って一度確定申告をしてみて、 確定申告の流れを先におさえておいた方が効率的です。

帳簿づけの具体例① - 収入の記帳

さっそく帳簿づけの具体例を見ていきましょう。 まずはフリーランスのデザイナーが、名刺のデザイン料を取引先から現金で受け取った場合の記帳例です。 つまり、収入を記録する場合の帳簿づけ例です。

取引例①:A社の名刺デザイン料として、20,000円の売上金を現金で頂いた。


現金売上の帳簿付け例 - マネーフォワード クラウド確定申告

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収入から「現金」
を選択
プルダウンメニューから「本業での売上」を選択し、売上金額の20,000を入力売上を受けとった日付を選択摘要には取引先と売上の内容を入力する

例示に使っているのは、人気のクラウド型会計ソフトマネーフォワード クラウド確定申告です。シンプルで分かりやすく、おすすめできる個人事業用の会計ソフトです。 この会計ソフトであれば、初心者でも簡単に帳簿づけができます。

帳簿づけの具体例② - 経費の記帳

次に、経費(支出)の帳簿づけ例です。仕事で使うFAX用紙を購入した場合は、下記のように帳簿づけします。

取引例②:事業で使うファックス用紙1,000円を現金で購入した


経費の帳簿づけ例 - マネーフォワード クラウド確定申告の取引入力
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支出から「現金」を選択プルダウンメニューから「備品・消耗品費」を選択し、購入金額の1,000を入力現金を支払った日付を選択摘要には経費の内容を入力する

今回はFAX用紙の購入だったので、2では「備品・消耗品費」を選択しました。 経費を使った場合には、それがどんな経費だったかをカテゴリー分けする必要があります。 このカテゴリー分けをするために使う名称(いわばラベル)を「勘定科目」と呼びます。勘定科目には、たとえば下記のようなものがあります。

個人事業における必要経費の勘定科目

消耗品費、宣伝広告費、旅費交通費、水道光熱費、通信費、接待交際費など

会計ソフトを使っていれば、経費をつけるときにユーザーが一覧から勘定科目を選ぶ形になります。 大体のものは、どれにカテゴリー分けすればよいか初心者でも分かるはずです。 勘定科目について詳しく見ておきたい方は、下記のページを参照してください。
>> 必要経費の勘定科目 一覧

帳簿づけから確定申告までの流れ

帳簿づけから確定申告までの流れをおさらいします。 まず、1月1日~12月31日までの取引結果を、上で挙げたように会計ソフトに入力していきます。 1年分がまとまったら、ソフト内にある「カンタン確定申告ガイド」にしたがって確定申告書類を作成します。そして、原則として翌年の2月16日~3月15日の期間内に確定申告します。

カンタン確定申告ガイド(マネーフォワード)

確定申告で提出するのは、確定申告書類です。白色申告の場合、具体的には「収支内訳書」と「確定申告書B」を提出します。 >> 白色申告の提出書類について

マネーフォワードでは「決算・申告書」のメニューからこれらの書類を出力できます。 このソフトで作った確定申告書類のデータを自宅やコンビニ等のプリンターで印刷すれば、 それをそのまま税務署への提出用として使うことができます。

会計ソフトで確定申告書類を作成・印刷できる

「収支内訳書」と「確定申告書B」という確定申告書類は提出しますが、 会計ソフトにつけた帳簿は、確定申告で提出するわけではありません。 これらは、税務調査が入った場合などに提示するものです。

作成した帳簿や領収書などは、一定期間保存しておく義務があります。 白色申告の場合、収入や支出を記録した帳簿は7年間、その他に任意で作った帳簿や領収書などの書類は5年間、それぞれ保管しておきます。
>> 帳簿の保存期間と保存方法

>> マネーフォワード クラウド確定申告(白色申告対応)