白色申告をわかりやすく!青色申告との違いやメリットなど

更新日 2022年3月08日

白色申告とは?青色申告との違いやメリットなど

白色申告とは?

個人事業主の確定申告は、大きく「白色申告」と「青色申告」の2種類に分けられます。白色申告の特徴は、ざっくり言うと「カンタンだけど、節税につながる特典を受けられない」という点です。

白色申告と青色申告の主な違い

白色申告と青色申告の違い(個人事業主の確定申告)

前提として、青色申告を行うには税務署への事前申請が必要です。とくに手続きをしていない個人事業主は、自動的に白色申告を行うことになります。このほかにも、白色申告と青色申告には下記のような違いがあります。

白色申告と青色申告の比較

白色申告 青色申告
事前の申請 不要 必要
帳簿付けの方式 単式簿記 単式簿記 or 複式簿記
確定申告の
主な提出書類
・収支内訳書(全2ページ)
・確定申告書B
・青色申告決算書(全4ページ)
・確定申告書B
節税に
つながる特典
なし あり
(青色申告特別控除など)

ここからは、白色申告の特徴や記帳方法などについて、詳しく説明していきます。

白色申告のメリット・デメリット

白色申告の主なメリット・デメリット

メリット デメリット
・事前申請が不要
・帳簿付けが簡単
・確定申告の提出書類が少なめ
青色申告特別控除が受けられない
純損失の繰越控除ができない
事業専従者への給与を経費にできない

>> 白色申告のメリット・デメリットを詳しく

白色申告のメリットは、青色申告と比べて「とにかく手間がかからない」という点です。青色申告ほど帳簿付けのルールが厳しくないうえ、確定申告書類も比較的カンタンに作成できます(詳細は後述)。

白色申告のデメリットは、ズバリ「青色申告限定の節税特典が受けられない」という点です。特に、節税を目指す個人事業主にとって、最大65万円の「青色申告特別控除」を適用できないのはかなり大きなデメリットでしょう。

白色申告者と青色申告者の割合【所得階級別】

白色申告者と青色申告者の割合【所得階級別】

右記のデータをもとに筆者作成:申告所得税(2018年分)・2-2 所得階級別人員 - 東京国税局

所得がアップするほど、節税効果を狙って青色申告を選ぶ人の割合が増えます。反対に、所得がそこまで多くない個人事業主なら、節税効果よりも「手間のかからなさ」を取って白色申告を選ぶ傾向があります。

白色申告の帳簿付け

個人事業主は、みずから売上や経費を記帳するのが基本です。記帳方法は「単式簿記」と「複式簿記」に大別できます。白色申告の帳簿付けは「単式簿記」でOKです。

個人事業主の帳簿付け

単式簿記 複式簿記
比較的カンタンな記帳方式
白色申告ならコッチでOK!
専門知識が必要な記帳方式
青色申告で節税したい人向け

>> 「単式簿記」と「複式簿記」の違いを詳しく

単式簿記とは、簡単に言うと「家計簿」や「おこづかい帳」のような記帳方式です。白色申告では、収入や必要経費に関する日々の取引を、下図のように記録していきます。

白色申告の帳簿付け(単式簿記の記帳例)

白色申告の帳簿づけ(単式簿記の記帳例)

帳簿付けには、会計ソフトや表計算ソフト(Excelなど)を使ってもよいですし、昔ながらの紙の帳簿を使っても構いません。ただ、エクセルや紙の帳簿だと、確定申告前の集計作業が大変なので、白色申告向けの会計ソフトを使うのがおすすめです。

会計ソフトの記帳方法(弥生の例)

「やよいの白色申告オンライン」の帳簿付け画面

やよいの白色申告 オンライン」の取引入力画面

白色申告の会計ソフトでは、この「やよいの白色申告 オンライン」が特にオススメです。初心者でも扱いやすいうえ、ずっと無料で使うこともできます。さらに、記帳の自動化機能(銀行口座やクレカの利用明細を自動で取り込む機能)も備えています。
>> 無料で使える会計ソフトまとめ【比較一覧表】

確定申告の提出書類

個人事業主は、原則として毎年「2月16日~3月15日」のあいだに確定申告します。白色申告の場合、主な提出書類は「収支内訳書」と「確定申告書B」です。

白色申告で提出する書類

収支内訳書 確定申告書B
(第一表・第二表)
収支内訳書(白色申告の決算書)
確定申告書B(第一表・第二表)
1年間の記帳内容を集計して
事業所得を算出する
1年間の所得などを集計して
所得税を算出する

>> 白色申告の提出書類について詳しく

白色申告で提出する「収支内訳書(2ページ構成)」は、青色申告で提出する「青色申告決算書(4ページ構成)」と比べると、かなりシンプルです。そもそもページ数が少ないうえ、青色申告決算書の「貸借対照表」のような難しい記入欄もありません。

会計ソフトを使えば確定申告もカンタン!

白色申告向けの会計ソフトを使えば、確定申告の必要書類を作るのも簡単です。日頃の記帳内容を自動で集計してくれるので、申告書類の大部分はあっという間に出来上がります。

確定申告書類の作成画面(やよいの白色申告オンライン)

やよいの白色申告 オンライン」の確定申告画面

会計ソフトで作成した申告書類は、印刷してそのまま提出できます。ちなみに「やよいの白色申告 オンライン」なら、ソフト上からオンラインで書類提出することも可能です(電子申告)。自宅にいながらネットで確定申告できるわけです。

まとめ

白色申告は、とにかく「帳簿付けや申告業務の手間を減らしたい!」という個人事業主にオススメです。青色申告のような節税特典は受けられませんが、たとえば「節税を気にするほど儲けがない」という場合なら、白色申告でも特に問題ありません。

白色申告と青色申告の違い

白色申告 青色申告
事前の申請 不要 必要
帳簿付けの方式 単式簿記 単式簿記 or 複式簿記
確定申告の
主な提出書類
・収支内訳書
・確定申告書B
・青色申告決算書
・確定申告書B
節税に
つながる特典
なし 青色申告特別控除
純損失の繰越控除
事業専従者への給与 など

>> 白色申告と青色申告の違いについて詳しく

白色申告でも、日々の帳簿付けや確定申告書類の作成などに、ある程度の手間はかかります。本業に集中したいなら、白色申告向けの会計ソフトを利用しましょう。

本記事で紹介した「やよいの白色申告 オンライン」なら、ずっと無料で使うこともできます。ブラウザ上で動作する「クラウド型」の会計ソフトなので、Windows・Macの両方で使えます。スマホやタブレットから操作することも可能です。

「やよいの白色申告 オンライン」の料金プラン

フリープラン ベーシックプラン トータルプラン
利用料金
(税込)
無料 8,800円
初年度は半額
15,400円
初年度は半額
対応OS Windows・Mac Windows・Mac Windows・Mac
対応ブラウザ
帳簿付け
申告書類の作成
電子申告
ユーザーサポート なし ・チャット
・メール
・電話
・チャット
・メール
・電話
・業務相談

>>「やよいの白色申告 オンライン」の料金プランを詳しく

どのプランも機能は同じで、サポート内容が異なるだけです。上位プランが初年度半額で利用できるので、確定申告の相談もできるトータルプランから始めるのがおすすめです(ベーシックプラン割引額4,400円・トータルプラン割引額7,700円)。

後でプラン変更することができるので、記帳と確定申告に慣れてユーザーサポートが必要なくなれば「フリープラン」に変更しましょう。

>> やよいの白色申告 オンライン(公式)
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