2019年1月以降のe-Tax本人認証方法について

電子申告の本人認証方法について
最終更新日:2019年1月13日

2019年(平成31年)から、e-Taxの利用方法が簡便化されました。 これまでは、自宅のパソコンからe-Taxで電子申告するためにマイナンバーカードとICカードリーダーが必要でした。 しかし、これらがなくても電子申告ができるようになりました。

また同時に、マイナンバーカードを使ったe-Taxの利用方法も簡便化されるようです。 これまで通りマイナンバーカードを使って本人認証を行う方法、マイナンバーカードを使わずに本人認証を行う方法、 2通りの認証方法から選べるようになっています。

  • マイナンバーカードを使ってe-Tax利用 ← 簡便化
  • マイナンバーカードを使わずe-Tax利用 ← New!

この2つを順番に見ていきましょう。

マイナンバーカードを使ってe-Taxを利用する場合 ← 簡便化

これまで通り、マイナンバーカードを使って本人認証をしてe-Taxを利用することもできます。こちらは、以前よりもプロセスが簡便化されました。

マイナンバーカードを使って自宅のパソコンからインターネットを介し、 e-Taxで電子申告する場合に用意するのは下記の2つです。用意するものは以前と変わりません。

マイナンバーカード方式で用意するもの

マイナンバーカード
(個人番号カード)
初回は無料で発行できる。役所で手続き可能
マイナンバーの「通知カード」とは別物
ICカードリーダーマイナンバーカードを挿し込み、パソコンに認識させるためのもの
市販のものを購入する。2,000円〜3,000円前後

まずパソコンにICカードリーダーをUSB接続し、e-Taxを利用中に本人認証が必要になるタイミングで、マイナンバーカードをICカードリーダーに挿し込む(もしくは、接触させる)という形です。これで本人認証をします。

今回の簡便化で省略されるプロセス

上記の工程は変わりません。今回の簡便化で省略されるのは、「開始届出書の提出」と「ID・パスワードの受領」です。 これまではe-Taxで電子申告をするために、上記の工程の前に「開始届出書の提出」と「ID・パスワードの受領」も必要でした。 マイナンバーカードで本人認証さえすれば、IDとパスワードなしで電子申告ができるようになるということです。

  1. マイナンバーカードとICカードリーダーの用意
  2. e-Tax 開始届出書の提出 ←不要になった
  3. ID・パスワードの受領 ←不要になった
  4. e-Taxで電子申告

なお、以前は住基カードを使って本人認証することもできましたが、 マイナンバーカードの登場にともなって住基カードは新規発行・更新が終了しました。 住基カードに内蔵されている電子証明書の有効期限は3年です。 住基カードの発行・更新は2015年12月末をもって終了したので、 2019年1月には今までに住基カードを発行した全ての人の電子証明書の有効期限が切れていることになります。

住基カード自体の有効期限と、住基カードに内蔵されている電子証明書の有効期限は別なので注意しましょう。 公的個人認証サービスで使用する電子証明書の有効期間は、 電子証明書発行の日から3年間です。 今まで住基カードを使って本人認証をしていた人も、これからはマイナンバーカードに内蔵されている電子証明書を利用した本人認証に切り替える必要があるということです。

マイナンバーカードを使わずe-Taxを利用する場合 ← New!

マイナンバーカードを持っていない人、あるいはマイナンバーカードを作りたくないがe-Taxは利用したいという人には、特別な本人認証によるe-Taxの利用が可能になりました。

ただし、なりすまし対策やセキュリティ対策のため、この方法でe-Taxを利用するには、まず税務署へ行って職員と対面の上、本人確認を行う必要があります。マイナンバーカードとICカードリーダーを用意する必要はありませんが、それなりに手間がかかる方法ではあります。

新しく導入された本人認証の方法(ID・パスワード方式)

  1. 税務署へ行って、開始届出書の提出と本人確認
  2. 税務署員からIDとパスワードを受け取る
  3. e-Taxで電子申告

国税庁ウェブサイト - e-Tax利用の簡便化の概要について

これが新しいe-Tax本人認証の方法なのですが、マイナンバーカードが普及するまでの経過措置として採用される方法のようです。(3年をめどにこの方法の見直しがされる予定)

2種類の本人認証方法まとめ

上述の通り、2019年1月以降、電子申告における公的個人認証の方法が2つ用意されています。 ひとつが、マイナンバーカードを利用する「マイナンバーカード方式」。もうひとつが税務署へ行ってIDとパスワードを発行してもらう「ID・パスワード方式」です。

マイナンバーカード方式ID・パスワード方式
  • マイナンバーカードを取得
  • 市販のICカードリーダーを購入
  • e-Taxで電子申告
  • 税務署で開始届出書の提出と本人確認
  • IDとパスワードを受け取る
  • e-Taxで電子申告

マイナンバーカード方式

まず、お住まいの市区町村の役所へ行って電子証明書が格納されたマイナンバーカードを発行します。次に、マイナンバーカードをパソコンに読み取るための、ICカードリーダーを購入します。この2つで、自宅のパソコンから本人認証ができ、ネットで電子申告ができます。

ID・パスワード方式

まず、税務署へ行ってe-Tax開始届出書を提出し、本人確認をしてもらいます。これにより、電子申告するためのIDとパスワードを発行してもらえます。このIDとパスワードを使って本人認証ができ、ネットで電子申告ができます。

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