人気モバイル決済サービスの比較

人気モバイル決済サービスの比較

国内でモバイル決済サービスを提供する4サービスの比較情報をまとめました。 Square(スクエア)、Airペイ、楽天ペイ、Coiney(コイニー)、これら4つのサービス情報を比較しています。

料金・手数料・入金サイクルなどの比較

いずれのモバイル決済サービスも、利用に際して事業者に初期費用・月額費用はかかりません。決済サービスに予算を割けない個人事業主や中小企業に無駄な負担をかけません。

SquareAirペイ楽天ペイCoiney
初期費用
無料
月額費用
無料
導入スピード最短当日〜3日2週間〜3営業日〜2週間程最短2営業日〜
手数料3.25%〜3.95%3.24〜3.74%3.24〜3.74%3.24〜3.74%
入金サイクル最短翌日月3回 or 6回最短翌日最短翌日
振込手数料無料無料楽天銀行:無料
その他:210円
~10万円:200円
10万円~:無料
運営関係Squareリクルート楽天コイニー
ロゴSquareロゴAirPayロゴ楽天PayロゴCoineyロゴ

決済サービスの利用開始については、Squareが最も早く、VISAなど主要3ブランドの取り扱いはアカウント作成後、最短当日からスタートできます。逆に導入が最も遅くなってしまうのがAirペイで、これは後述の通り、Airペイがブラウザ決済に対応していない事にも起因します。

導入スピードに関する詳細

Square
  • アカウント作成後、VISA、Master、Amexは最短当日から利用可能
  • JCB、Diners Club、Discoverは、最短3日で取り扱い可能
Airペイ
  • まずVisa、Masterの導入審査に最大2週間を要する
  • 審査完了から2週間程度でカードリーダーなどの配送
  • Visa、Masterの審査完了後に、他ブランドの審査開始
楽天ペイ
  • Visa、Master、楽天Edy、交通系電子マネー等は原則3~4営業日で審査結果通知
  • JCB、Amex、Diners、Discover、QUICPay、iDは原則2週間程度で審査結果通知
  • 審査結果メールを受け取った時点でそれぞれ利用可能
Coiney
  • 審査1:Visa、Masterは最短2営業日で審査結果をメール通知
  • 審査2:審査1の通過後、WeChat Payの審査結果を最短翌営業日でメール通知
  • 審査3:通過後、最短3営業日でJCBなどの審査結果をメール通知

カード決済手数料では、Squareがわずかに不利で、他3社は横並びです。

カード決済手数料に関する詳細

Square
  • カードリーダー決済・Square請求書決済は、VISA、Master、Amex、Diners、Discoverが3.25%。JCBのみ3.95%
  • 手入力のブラウザ決済は、VISA、Master、Amexの3ブランドのみ可能で3.75%
Airペイ
  • VISA、Master、Amex、交通系電子マネーが3.24%
  • JCB、Diners、Discover、iD、QUICPayが3.74%
楽天ペイ
  • VISA、Master、Amex、交通系電子マネーが3.24%
  • JCB、Diners、Discover、iD、QUICPay、Apple Payが3.74%
Coiney
  • VISA、Master、Amex、セゾンカード、WeChatPayが3.24%
  • JCB、Diners、Discoverが3.74%

入金サイクルは、楽天銀行を使っている場合に限り楽天ペイが最も良く、翌日に自動入金です。ついで三井住友銀行とみずほ銀行を使っている場合に、Squareが翌営業日入金。Airペイは入金日があらかじめ決まっています。Coineyは振込依頼をする必要があります。

各サービスの入金サイクル詳細

Square
  • 三井住友銀行とみずほ銀行は翌営業日に入金
  • その他の金融機関は毎週金曜日に入金
Airペイ
  • みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行は月6回
  • その他の金融機関は月3回
  • 入金日はあらかじめ決まっており、利用者が決める事はできない
楽天ペイ
  • 楽天銀行は翌日に自動入金(翌営業日ではなく翌日。土日祝日も入金される)
  • その他の金融機関は、ネットで入金依頼の操作が必要 + 振込手数料210円
  • 入金依頼をすると翌日に振込(振込日の指定は不可)
Coiney
  • 振込依頼をすると1~2営業日で入金
  • 土日祝日の場合は明けてから、2営業日以内

主要4サービスのカードリーダーを比較


スマホやタブレット端末で使えるスクエアのカードリーダー

4サービスとも、クレジットカードの国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverに対応しています。

Squareのカードリーダーのみ形が独特で、スマホやタブレット端末のイヤホンジャックと物理的に接続します。クレジットカードは、上の画像のように読み込みます。他3サービスの読み取り方は同じです。

各サービスのカードリーダーを比較

SquareAirペイ楽天ペイCoiney
カードリーダーSquareのカードリーダーAirペイのカードリーダー楽天ペイのカードリーダーCoineyのカードリーダー
価格4,980円19,800円9,800円19,800円
各サービス 端末無料キャンペーンを実施中
電子マネー × Suicaなどの交通系電子マネー、iD、QUICPayに対応 Suicaなどの交通系電子マネー、iD、QUICPay、Apple Payなどに対応 ×
対応OSiOS/AndroidiOSiOS/AndroidiOS/Android
接続方法イヤホンジャックBluetoothBluetoothBluetooth
PIN入力×
分割 / リボ×××

SquareとCoineyのカードリーダーは電子マネーに対応していません。一方、Airペイと楽天ペイは電子マネーに対応しています。電子マネーの対応状況は、楽天ペイが一歩リードしています。

Airペイだけは、Androidに対応していません。iPhoneやiPadなど、iOSのアップル製品をカードリーダーと接続する必要があります。

Squareのカードリーダーは、スマホなどの端末にあるイヤホンジャックに物理的に接続しますが、 他3つのカードリーダーはBluetoothによる無線接続です。

PIN入力とは、クレジットカード(ICカード)の暗証番号(PINコード)を入力することです。SquareはPIN入力ではなく、スマホやタブレットの画面にサインをしてもらう形です。他の3社はPINコードの入力が基本で、消費者が暗証番号を忘れたなどの場合は、サインに切り替えることもできます。

Square、Airペイ、楽天ペイは一回払いのみ対応です。Coineyは、2回払い、リボ払いにも対応しています。ただし、分割払いできるのはVisaカードもしくはMastercardに限られます。

主要4サービスのアプリを比較

モバイル決済は、モバイル端末(スマホなど)、カードリーダー、決済サービスの3つで成り立ちます。 さらに、決済サービスと連携してPOSレジアプリを使い、売上・顧客・従業員管理を一元化することができます。 POSレジアプリも、無料から有料のものまで様々なものがあります。

SquareAirペイ楽天ペイCoiney
ブラウザ決済×
定期請求機能×××
対応レジアプリ Square POS
Airレジ
Bionly
poscube
Ubiregi
Orange Operation
スマレジ
Airレジ Bionly
poscube
POS+
Ubiregi
Orange Operation
スマレジ
Bionly
poscube
POS+
Ubiregi
Orange Operation
スマレジ
など多数

ブラウザ決済とは、直接カードを読み込まなくても、カード情報を入力することで決済が行える方法です。これにより、時間や場所を問わず決済ができます。オンライン決済とも呼ばれます。Airペイではこれができないので、カードリーダーを利用しての決済が必要になります。カードリーダーが必要になるので、決済サービス導入までにかかる日数が他社よりも長くなります。

Squareは、カード情報の保存機能と請求書の定期送信機能を組み合わせることで、消費者のクレジットカードに定期請求をかけることができます。月会費などの請求に利用できる機能です。

POSレジアプリ Airレジのメニュー

POSレジアプリを導入することで、決済に至るまでの会計・レジ操作を簡略化できます。また、POSレジプリによって売上や在庫の確認も容易になります。

Square・Airペイ・楽天ペイ・Coineyの比較まとめ

今までは、専用機器の導入や入金サイクル、カード決済手数料がネックで、現金以外の取引方法を望まなかった個人事業者も多かったでしょう。しかし、上記のようなモバイル決済サービスの登場によって、カード決済や電子マネー決済の導入ハードルが低いものになりました。

SquareAirペイ楽天ペイCoiney
初期費用
無料
月額費用
無料
導入スピード最短当日〜3日2週間〜3営業日〜2週間程最短2営業日〜
手数料3.25%〜3.95%3.24〜3.74%3.24〜3.74%3.24〜3.74%
入金サイクル最短翌日月3回 or 6回最短翌日最短翌日
振込手数料無料無料楽天銀行:無料
その他:210円
~10万円:200円
10万円~:無料
運営関係Squareリクルート楽天コイニー
カードリーダーSquareのカードリーダーAirペイのカードリーダー楽天ペイのカードリーダーCoineyのカードリーダー
価格4,980円19,800円9,800円19,800円
各サービス 端末無料キャンペーンを実施中
電子マネー × Suicaなどの交通系電子マネー、iD、QUICPayに対応 Suicaなどの交通系電子マネー、iD、QUICPay、Apple Payなどに対応 ×
対応OSiOS/AndroidiOSiOS/AndroidiOS/Android
接続方法イヤホンジャックBluetoothBluetoothBluetooth
PIN入力×
分割 / リボ×××
ブラウザ決済×
定期請求機能×××
対応レジアプリ Square POS
Airレジ
Bionly
poscube
Ubiregi
Orange Operation
スマレジ
Airレジ Bionly
poscube
POS+
Ubiregi
Orange Operation
スマレジ
Bionly
poscube
POS+
Ubiregi
Orange Operation
スマレジ
など多数
ロゴSquareロゴAirPayロゴ楽天PayロゴCoineyロゴ

上述の通り、サービス導入の手軽さ・開始スピードで言えばSquareが一歩リードしています。入金サイクルや振込手数料においても、Airペイと同様で有利なサービスと言えます。ただ、カードリーダーの利便性、電子マネーの対応状況、JCBカードのカード手数料率、事業者によってはこの辺りがネックになるところでしょう。

Airペイも全体的に優秀なサービスですが、これを導入するデメリットとしては、固定された入金サイクル、Android非対応、対応レジアプリが限られてしまうことなどが挙げられます。また、ブラウザ決済に対応していないのが業態によっては致命的なデメリットと言えます。店舗などの現場利用が前提のため、導入までにカードリーダー等の備品を待つ必要があります。