Airレジのレジ画面や連携サービスなどについて

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更新日 2023年10月27日

POSレジアプリ「Airレジ」について

無料のPOSレジアプリ「Airレジ」は、画面の見やすさと操作の簡単さが特徴。有料アプリ並みの機能を無料で使えることから、国内で最も多くの店舗に利用されています。

高機能なのに無料で使えるPOSレジアプリ

レジ機能はもちろん、売上データの分析や在庫管理の機能も備わっています。無料で利用できますが、売上分析の方法が少ないなど、有料のPOSレジアプリよりも劣る点があります。

Airレジの特徴

  • 初期費用と月額費用、ともに無料
  • レジ機能だけでなく、顧客や在庫の管理も可能
  • レジ画面のユーザビリティが高い
  • 売上分析は日別と商品別のみ
  • AirPAYなど、連携サービスの充実

Airペイなどのモバイル決済や受付管理システムなど、連携サービスが豊富にそろっているのがAirシリーズの特徴です。ホットペッパーグルメなどを手がけているリクルートライフスタイルが運営しており、飲食店向けの連携サービスが充実しています。

iPhoneやiPadをPOSレジとして利用できる

対応OSはiOSのみ。iPhoneやiPadを持っていれば、すぐ無料で導入できます。利用方法は、Airレジのアプリをダウンロードして、アカウントの登録をするだけ。商品の設定をすれば、すぐにレジとして使えます。周辺機器は必要に応じて用意しましょう。

Airレジを利用する流れ

サポートはチャットとメールだけ

Airレジのサポートは、オンラインチャットかメールしかありません。電話でのサポートは新規向けのみで、Airレジ導入前しか行ってくれないのが残念なところ。

しかし、Airレジは公式サイトのFAQが充実しています。大抵の疑問はここで解決できるので、メールなどのサポートを利用する機会はあまりないかもしれません。

ユーザビリティが高いレジ画面

商品を入力する画面はシンプル。商品のカテゴリごとに色分けして表示できるので見やすいです。ちなみに、下のレジ画面では商品名しか表示されていませんが、商品画像とセットでの表示もできます。

Airレジのレジ画面

商品を選択する方法

①の「タイル」「リスト」「検索」「カスタム商品」いずれかの方法で商品を選択します。

名称選択方法
タイル商品のタイルをタップして選ぶ
リスト選択したカテゴリの一覧が表示されるのでそこから商品を選ぶ
検索商品の名前かバーコードの番号を打ち込んで検索する
カスタム商品電卓のような画面に切り替わり自分で料金を打ち込む

上のレジ画面では「タイル」から商品を選択しています。②から商品をタップすると、③に選んだ商品が表示されます。同じ商品の個数を増やしたい場合は、個数と同じ数だけタイルをタップするか、③に表示されている個数を変更します。

商品を登録できる上限は10,000件です。「タイル」と「リスト」で表示できる商品は800件まで。取り扱う商品数が少ない場合は「タイル」か「リスト」だと操作しやすいです。商品数が多い場合、「検索」を選んでからバーコードリーダーで商品のバーコードをスキャンします。

売上グラフはアプリからも閲覧できる

POSレジを使って会計した売上情報は、パソコンなどのWebブラウザ(「Safari」や「Google Chrome」など)を用いて閲覧するのが基本ですが、Airレジは、ブラウザだけでなくアプリからでも売上データを確認できます。

アプリ版Web版
アプリから見たAirレジの売上グラフ
ブラウザから見たAirレジの売上グラフ

アプリ版とWeb版を見比べるとわかるように、両者に大きな違いはありません。すっきりとしたグラフで、売上の状況が見ただけでパッとわかります。

データの表示方法は「日別」と「商品別」の2つ

Airレジは、時間ごとに確認できる「日別売上」と、商品ごとの売上を把握できる「商品別売上」2つの視点からデータを分析できます。他社アプリでは可能な客層別や曜日別などでの表示機能はなく、あくまでも大まかにしか見られません。

データの保存期間はアカウント取得後、過去10年分です。10年以上保管したい場合は、CSV形式にエクスポートしておきましょう。

レシートプリンターなどの周辺機器と連携できる

従来の据え置き型POSレジでは、レシート出力機能や金庫がレジと一体になっていました。タブレット型POSレジの場合、レシートプリンターやキャッシュドロアといった周辺機器を用意します。有線で接続するものより、Bluetoothで接続(無線接続)するものが主流です。

Airレジと連携できる周辺機器の料金

周辺機器料金
レシートプリンター21,780円~
キャッシュドロア8,240円~
バーコードリーダー38,280円~

表示は税込料金

Airレジは、周辺機器・マニュアル・クラウド会計ソフトの無料クーポンなどがセットになった「スターターパック」を提供しています。

「SII レシートプリンターセット」の内容

  • レシートプリンター
  • キャッシュドロア
  • レシートロール(レシート印紙)
  • カンタン使い方マニュアル
  • 弥生会計 オンライン(最大14カ月無償クーポン)
  • 起業・経営に役立つマニュアル

Airシリーズが豊富なのはAirレジの特徴

Airレジは、モバイル決済サービスの「Airペイ」や、受付管理システム「Airウェイト」など、Airシリーズと連携可能です。

名称概要料金
Airペイモバイル決済サービス基本無料
(決済手数料を取られる)
Airペイ QRQR決済を受付可能にするサービス基本無料
(決済手数料を取られる)
Airペイ ポイントポイントシステムの導入サービス有料
Airウェイト受付の順番待ち管理システム有料
Airレジ オーダーオーダーエントリーシステム(飲食店向け)有料
レストランボード予約台帳アプリ(飲食店向け)一部有料
Airリザーブお店の予約管理システム一部有料
Airシフト従業員のシフト管理システム3カ月目から有料

有料サービスがほとんどの「Airシリーズ」

Airシリーズの多くは有料のサービスです。Airレジなどの高機能なアプリを無料で提供することで関連サービスの利用者を増やし、収益化するというビジネスモデルです。事業が軌道にのっていれば、関連サービスを検討しましょう。

初期費用と月額費用が無料な「Airペイ」とも連携が可能

Airレジとモバイル決済サービスを連携させるには、「Airペイ」か「Square」のカードリーダーが必要です。Airペイなら運営会社が同じこともあり、連携しやすいです。

Airペイのカードリーダー

Airペイは、Airレジと同じく初期費用と月額費用が無料。そのかわり、クレジットカードや電子マネーで決済をした売上から3.24~3.74%の決済手数料を差し引かれるという形です。

まとめ - 無料なのに高機能な「Airレジ」

Airレジは、無料サービスがゆえに機能やサポートが限られている面もありますが、ユーザビリティにおいて優秀です。簡単で使いやすいのがAirレジの特徴と言えるでしょう。

Airレジをチョイスするメリットとデメリット

メリットデメリット
・F&Qが充実している
・シンプルで見やすいレジ画面
・売上データはアプリでも閲覧可能
・連携サービスが豊富
・電話サポートなし
・売上分析は日別と商品別のみ
・連携サービスの利用料は総じて有料

電話サポートが導入前のみというのが、無料サービスであるAirレジの難点です。とはいえ、公式サイトのFAQは他の会社に比べて充実しており、チャットとメールでスタッフに直接相談できます。

モバイル決済サービスの「Airペイ」を筆頭とした、リクルートライフスタイルのAirシリーズ。ネット予約と電話予約を一元管理できる「AirRESERVE」や、スタッフのシフト管理サービス「Airシフト」など、関連サービスが充実して互換性が高いのも同シリーズの特徴です。

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>> AirレジとSquarePOSレジの比較