マイナンバーカードの作り方 - 個人番号カードの発行方法
更新日 2020年5月01日
マイナンバーカード(個人番号カード)の発行方法は、おおまかに分けると「オンラインから申し込む」「書類を郵送する」「証明写真機から申し込む」この3つの方法があります。申請から1ヶ月ほどで受け取ることができ、どの方法で申し込んでも受け取り方は同じです。
- マイナンバーカードの発行を申請する方法
- 方法① スマホ・パソコンから申請する
- 方法② 郵送で申請する
- 方法③ 証明写真機から申請する
- 申請後 - マイナンバーカードの受け取り方法
- まとめ - マイナンバーカードの申請から受け取りまで
マイナンバーカードの発行を申請する方法
マイナンバーカード発行の申請方法は、大きく分けると下記の3つです。下表の通り、どの方法も、2015年10月〜12月頃に郵送された「個人番号カード交付申請書」をまだ所持していることが前提です。②の方法だけ、交付申請書がなくても自分のマイナンバーを知っていれば手続きできます。
申請方法 | 申請に必要なもの |
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① スマホ・パソコンからの申請 | 交付申請書 (23桁の申請書ID) |
② 郵送での申請 | 交付申請書 or マイナンバー |
③ 証明写真機からの申請 | 交付申請書 (QRコード) |
交付申請書をなくしてしまった場合は、市区町村の窓口で新たに発行することができます。 交付申請書とは、マイナンバーの「通知カード」と一続きになっている下記のような紙です。郵送された時点では、通知カードと交付申請書が、下記のとおり一体になっています。
↑ 2枚ではありません。同じ紙の表面と裏面です。
マイナンバーの「通知カード」もなくしてしまい、 そもそも自分のマイナンバーが分からないという場合は、下記のページを参照してください。 >> 自分のマイナンバーを知る方法
方法① スマホ・パソコンから申請する
この方法では、交付申請書に記載されている23ケタの申請書IDが必要!
交付申請書さえ持っていれば、最も手っ取り早く申し込みできるのが、この方法です。スマホから申し込みをするなら、交付申請書に記載されているQRコードをスマホのカメラで読み込めば、マイナンバー申請用のウェブサイトにすぐアクセスできます。
スマホ・パソコンから申請する方法
- 申請用のウェブサイトにアクセスする
- カメラで撮影した顔写真を登録
- 必要な情報を入力して送信
① 申請用のウェブサイトにアクセスする
まずはマイナンバーカード申請用のウェブサイトにアクセスします。申請書IDやメールアドレスを入力して送信すると、本登録用のリンクが送られてくるので、そこに情報を入力していきます。
② カメラで撮影した顔写真を登録
実際にマイナンバーカードへ載る顔写真を登録します。スマホやデジタルカメラで撮影した写真を使用すればOKです。スマホで申請するなら、あらかじめ撮影していなくても、申請画面から写真を撮影することもできます。
③ 必要な情報を入力して送信
そのほか、必要な情報を入力し終えたら、最後に送信をすれば申請終了です。はじめに登録したメールアドレス宛に、申請が完了した旨のメールが届きます。
方法② 郵送で申請する
この方法は、交付申請書がなくても申請できる!
交付申請書がある場合は、それに記入をして郵送します。交付申請書を持っていない場合、手書き用の交付申請書をダウンロードして、それに記入して郵送すればOKです。
交付申請書がある場合 | 交付申請書がない場合 |
---|---|
交付申請書に記入して郵送 | 手書き用の交付申請書をダウンロードして記入し郵送 |
申請書にマイナンバーを記入する必要なし (交付申請書にもともと23ケタの交付IDが記載されているので) | 申請書にマイナンバーを記入する必要あり >> 自分のマイナンバーを知る方法 |
郵便で申請する方法
- 個人番号カード交付申請書に記入
- 顔写真を貼り付ける
- 交付申請書を封筒に入れて郵便ポストに投函
① 個人番号カード交付申請書に記入
交付申請書をなくしてしまった人は、手書き用のものをダウンロードし、紙に印刷して記入します。 2015年に郵送された交付申請書がまだあるという場合は、そこからまず通知カードを切り離します。そして、交付申請書の記入欄に必要な情報を書き込みます。
② 顔写真を貼り付ける
証明写真機などで顔写真を撮影し、それを申請書の指定箇所に貼りつけます。顔写真のサイズは縦4.5cm×横3.5cm。正面・無帽・無背景のものが認められます。貼り付ける前に、顔写真の裏に氏名・生年月日を記入しておくよう指定があります。
③ 交付申請書の送付用封筒に入れて郵便ポストに投函
完成した交付申請書を封筒にいれて郵送します。交付書と一緒に送られてきた送付用封筒がある場合は、それを使いましょう。
封筒の宛先などについては、下記を参照してください。
>> 申請書送付用封筒のダウンロードはこちら
方法③ 証明写真機から申請する
この方法では、交付申請書に記載されているQRコードが必要!
この方法は交付申請書を所持していることが前提です。町中に設置されている証明写真機から、直接マイナンバーカードの発行を申請できます。申請対応の証明写真機であれば、写真をプリントすることなく、そのまま申し込みができます。
証明写真機から申請する方法
- 交付申請書のQRコードを、証明写真機のスキャナーにかざす
- 証明写真機の案内に従って顔写真を撮影する
- 証明写真機から申請する
使用する証明写真機の種類によって、手順は異なります。なお、直接申請に対応していない機種で顔写真の撮影を行った場合は、データをスマホ等に保存して方法①で申し込むか、写真をプリントアウトして方法②で申し込みをします。
申請後 - マイナンバーカードの受け取り方法
申請を済ませたら、あとはマイナンバーカードの交付通知書が届くのを待ちます。通知書が届いたら、交付場所(役所など)へ行ってマイナンバーカードを受け取ります。
- マイナンバーカードの交付通知書が届く
- 窓口で本人確認後、暗証番号を設定するとカードが交付される
① マイナンバーの交付通知書が届く
交付の準備ができると、自宅に交付通知書(はがき)が届きます。交付通知書には、交付場所などの情報が記載されています。期限までに必要な持ち物を用意して、交付場所に向かいましょう。
必要な持ち物
② 窓口で本人確認後、暗証番号を設定するとカードが交付される
指定された交付場所の窓口で、まずは本人確認を行います。その後、マイナンバーカードに関する暗証番号をいくつか設定します。マイナンバーカードには重要な情報が標準搭載されるので、複数の暗証番号で管理することになります。どんな暗証番号にするか、あらかじめ考えてから交付場所に向かうとよいです。
設定する4つの暗証番号
署名用電子証明書 | 利用者証明用電子証明書 住民基本台帳 券面事項入力補助用 |
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英数字6~16文字 英字は大文字を含める必要あり 英字と数字を組み合わせる必要あり | 数字 4桁 すべて同じ暗証番号を設定することも可能 |
代理人交付について
マイナンバーカードを受け取る本人が病気だったり、身体の障害によって外出できなかったりなど、やむを得ない事情により交付場所に出向けない場合は、代理人に受け取りを委任することができます。このとき、必要な持ち物が少し違うので要注意です。
代理人交付時に必要な持ち物
まとめ - マイナンバーカードの申請から受け取りまで
マイナンバーカードを作成する方法は、大きく分けると以下の3通りです。どの方法でも2015年10月〜12月に各家庭に郵送された「交付申請書」があると、簡単に申請手続きができます。交付申請書をなくしてしまった人は、役所で再発行してもらうか、②の方法で申請しましょう。
- スマホ・パソコンから申請する
- 郵送で申請する
- 証明写真機から申請する
マイナンバーカードには、電子証明書を含んだICチップが標準搭載されます。 これにより、e-Taxやマイナポータルなど、行政のネットサービスにログインしたり、申告データを送信することができます。 (ちなみに、電子証明書の搭載を拒否することも可能です。)
マイナンバーカードの交付申請をしてから、交付通知書が郵送されまではおよそ1ヶ月です。 交付通知書が届いたら指定の交付場所(多くは市役所や区役所)へ行き、本人確認などの必要な手続きを済ませます。 これでようやく、マイナンバーカードをゲットできます。