個人事業での請求書の送り方 - 三つ折りの方法や封筒サイズ
更新日 2024年8月28日
請求書に記載する項目について
請求書の書き方には、法的に決まった形がありません。商慣習で記載される項目を、きれいに並べて作成すればOKです。一般的には、以下のような項目を記載します。
表題 / 宛先情報 / 請求者情報 / 請求書番号 / 請求日 お支払い期限 / 商品名 / 数量 / 消費税 / 合計金額 / 振込先情報 |
これらの項目をA4サイズの用紙に配置すると、例えば下記のような請求書が完成します。
「マネーフォワード クラウド請求書」で作成したもの
請求書は三つ折りで封入する
請求書はA4用紙に印刷して、内側へ3つ折りにしましょう。これが一般的なスタイルです。
A4用紙を3つ折りにする方法は、まずA4用紙をこのように縦と横にして重ねます。 そして、はみでた部分を折り返せば、およそ3分の1が折れた状態になります。 あとは残りの部分を半分に折るだけです。
折る方向に関しては、文字が印刷されている面が内側になるように折ります。 用紙の下の部分(備考などが書かれている部分)を先に折って内側になるようにし、 上の部分(「請求書」のタイトルなどがある部分)を後で折ります。 このように、相手が開く時に請求書のタイトルが先に現れるようにしておきます。
請求書の封筒は「長形3号」
請求書の封筒のサイズは長形3号(120mm × 235mm)を使いましょう。 A4用紙が3つ折りで入るサイズです。同封するのがA4用紙4枚以内なら、84円切手で郵送できます。
企業広告やダイレクトメールと間違われて捨てられないよう、封筒には「請求書在中」の印字をするとよいです。 この色は青、赤、黒、何色でも構いません。「請求書在中」専用のスタンプが市販されているので、それを使ってもOKです。 手書きでも構いません。
「請求書在中」の位置は、封筒が縦型の場合には、表面の下の方に。 横型の場合には、表面の下か右下の方に記載しましょう。
表面に相手先の宛先情報を記入し、裏面にこちらの宛先情報を記入します。 相手先の書き方については「御中」と「様」の使い分けについて注意が必要です。 >> 請求書をいれる封筒の書き方
郵送代行を利用できるクラウド請求書について
クラウド請求書作成サービスでは、請求書の作成はもちろん、 請求書の印刷と郵送を代行してくれるサービスも提供されています。 このサービスを使えば、自分で請求書を印刷してポストへ投函する必要すらありません。
請求書作成サービスの「マネーフォワード クラウド請求書」や「Misoca」では、オンラインで作成した請求書を1通あたり200円程度で郵送代行してもらうことができます。
請求書に相手先の情報を入力して郵送依頼をすれば、窓付きの封筒へキレイに封入して郵送してくれます。 手書きや自宅パソコンで自作する封筒よりも見栄えが良く、事業の信用性を高める意味でも役に立つサービスです。
郵送代行は有料会員だけが使えるサービスですが、無料会員でも、オンラインで作成した請求書をプリントアウトすることはできます。
>> マネーフォワード クラウド請求書
>> Misoca(ミソカ)
>> クラウド請求書サービスの比較