freee会計の料金プラン比較【個人事業主向け】おすすめはどれ?
更新日 2026年7月09日

個人事業主やフリーランス向けに、freee会計(フリー会計)の料金プランを詳しく比較します。3種類の料金プランがありますが、個人事業主向け会計ソフトのなかではやや高額な部類です。
freee会計の個人事業主向けプラン【比較一覧表】
freee会計の個人向けプランは、スターター・スタンダード・プレミアムの3種類です。ざっくりまとめると、下記のようなすみ分けになっています。

| スターター | スタンダード | プレミアム | |
|---|---|---|---|
| 料金 (税込) |
12,936円/年 | 26,136円/年 | 43,780円/年 |
| 帳簿付け | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動仕訳 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 確定申告 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 消費税申告 | × | ◯ | ◯ |
| e-Tax | ◯ | ◯ | ◯ |
| 請求書の作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
| レシート撮影 | △ 月5枚まで |
◯ | ◯ |
| 分析レポート | △ 種類が少ない |
◯ | ◯ |
| メールサポート | ◯ | ◯ 優先対応 |
◯ 優先対応 |
| チャットサポート | ◯ | ◯ 優先対応 |
◯ 優先対応 |
| 電話サポート | × | × | ◯ |
| まるごと 導入サポート |
× | × | ◯ |
| 税務調査 サポート補償 |
× | × | ◯ |
| 使える人数 | 1人 | 3人 | 3人 |
最安のスターターでも、帳簿付けや確定申告などの基本機能は使えます。ただ、消費税申告の機能は上位プランにしかありません。ですから、消費税の課税事業者は、必然的にスタンダード以上のプランを選ぶことになります。
- 消費税の課税事業者とは
- 前々年の売上が1,000万円を超えた事業者などは、消費税の「課税事業者」とみなされ、毎年「消費税の確定申告」をする必要がある。これは、一般的な個人事業主やフリーランスが行う「所得税の確定申告」とは別の手続き。
>> 課税事業者の条件について詳しく
最上位のプレミアムでは、充実した機能に加えて手厚いサポートが付帯します。ただ、利用料金がかなり高くなるので、正直あまりおすすめではありません。ひとまず、スターターかスタンダードの2択で考えてよいでしょう。
すべてのプランで使える機能
| スターター | スタンダード | プレミアム | |
|---|---|---|---|
| 確定申告書類の作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 試算表/仕訳帳 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 総勘定元帳 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 請求書の作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 現預金レポート | ◯ | ◯ | ◯ |
| メールサポート | ◯ | ◯ 優先対応 |
◯ 優先対応 |
| チャットサポート | ◯ | ◯ 優先対応 |
◯ 優先対応 |
確定申告書類の作成
帳簿づけしたデータをもとに、確定申告書類を作成できます。白色申告なら「収支内訳書」と「確定申告書」、青色申告なら「青色申告決算書」と「確定申告書」を作れます。
>> 個人事業主が確定申告で提出する書類まとめ
試算表 / 仕訳帳
試算表とは、簡単にいうと期間を短くした決算書のことです。例えば、1月~3月と期間を設定して、その間の経営状況を把握できます。仕訳帳とは、複式簿記のすべての取引を日付順に記録した帳簿のことです。帳簿づけをしていれば、これらの帳簿に自動でデータが反映されます。
総勘定元帳
総勘定元帳とは、複式簿記のすべての取引を勘定科目ごとにまとめた帳簿のことです。仕訳帳などと同じく、ユーザーが総勘定元帳を作る必要はなく、帳簿づけをしていれば自動でデータが反映され、いつでもこれらの帳簿のスタイルで帳簿内容を表示することができます。仕訳帳や総勘定元帳は、税務上で最も重要な帳簿と言えます。
請求書 / 見積書の作成

freeeの中で、請求書や見積書の作成ができます。作成した請求書などは、そのままメールで取引先に送信することも可能です。
現預金レポート
現預金レポートとは、現金もしくは預金のお金の流れを表形式で確認できる機能です。(現金出納帳・預金出納帳として活用できる)
メールサポート / チャットサポート
freeeでは有料の全プランで、メールとチャットによるサポートを受けることができます。スタンダードとプレミアムのユーザーは、問い合わせが混雑した場合に優先的に対応してもらえるようになっています。
以上が、freee会計のすべてのプランに共通する主な機能です。最も安いスタータープランにも、帳簿づけから確定申告までの基本的な機能は備わっています。
スタンダードとプレミアムで使える機能
| スターター | スタンダード | プレミアム | |
|---|---|---|---|
| 消費税申告 | × | ◯ | ◯ |
| 定期請求/合算請求 | × | ◯ | ◯ |
| 収益レポート | × | ◯ | ◯ |
| 入金管理レポート | × | ◯ | ◯ |
| 支払いレポート | × | ◯ | ◯ |
| 資金繰りレポート | × | ◯ | ◯ |
| 日次残高推移 | × | ◯ | ◯ |
| 月次推移 | × | ◯ | ◯ |
| メンバー招待 | 認定アドバイザーのみ招待可 | ◯ | ◯ |
スタータープランにはなく、スタンダードプランとプレミアムプランでのみ利用できる機能がこちらです。
消費税申告
消費税の申告をするために使う機能です。免税事業者(消費税を納める必要がない事業者)は、この機能を使う必要がありません。
個人事業主は、消費税を納付する必要がない事業者も多くいます。基本的に、開業してから2年間は、消費税を納付する義務がありません。
>> 個人事業の消費税について - 免税事業者と課税事業者の違い
定期請求 / 合算請求
定期請求とは、定期的に行われる請求を自動化するための便利機能です。例えば、テンプレートとなる請求書をあらかじめ作成しておき、毎月25日に設定すれば、その日に下書きの請求書が自動作成され、メールでお知らせしてくれます。請求書作成のルーティン作業を効率化できます。
合算請求とは、freeeで作成した複数の見積書や納品書を合算して、1枚の請求書にまとめることができる便利機能です。つまり、こちらも請求書の作成業務を効率化できる機能です。
収益レポート

月ごとの収支をグラフレポート形式で表示する機能です。期間を指定して、視覚的に分かりやすく経営状態を把握できます。これは確定申告には必要ないレポートですが、経営上のサポートになる機能です。
入金管理レポート
売掛金と買掛金の状況をグラフレポート形式で確認できる機能です(売掛帳・買掛帳として活用できる)。簡単に言うと、上述の「収益レポート」の売掛金・買掛金バージョンです。
資金繰りレポート
資金繰りレポートとは、入金額・出金額を勘定科目別に集計してグラフレポート形式で確認できる機能です。勘定科目別だけでなく、取引先別や品目別に表示することも可能です。
日次残高推移 / 月次推移

日次残高推移とは、勘定科目ごとの日次の合計データ・残高が表形式で確認できる機能です。 月次推移は、貸借対照表と損益計算表の金額を、月ごとに並べて表示するレポートです。
メンバー招待
本人を含めて、3名までfreeeを使うことができます。会計ソフトの仕訳業務を手伝って欲しい従業員がいる場合や、税理士と会計ソフトを共有して利用したい場合に、スタンダードプラン・プレミアムプランではユーザーを招待することができます。(利用人数をさらに追加したい場合は、1名あたり月額360円)
プレミアムプランのみ利用できる機能
| スターター | スタンダード | プレミアム | |
|---|---|---|---|
| 仕訳承認 | × | × | ◯ |
| 仮締め/月締め | × | × | ◯ |
| 部門階層/配賦 | × | × | ◯ |
| 経費精算 | × | × | ◯ |
| まるごと 導入サポート |
× | × | ◯ |
| 税務調査 サポート補償 |
× | × | ◯ |
以下は、プレミアムでのみ利用できる機能です。スターターとスタンダードでは利用できません。
仕訳承認
経理担当者や税理士事務所など、複数人でfreeeを管理している場合には、一度入力したものをチェックを経てから帳簿に反映させるという手順を組むこともできます。仕訳承認とは、このように仕訳の反映を承認制にする機能を指します。
仮締め / 月締め
仮締め/月締めとは、文字通り仕訳を締める機能です。締められた期間は、管理者以外が仕訳を登録・編集・削除できなくなります。(後から解除することも可能)
部門階層 / 配賦
部門階層とは、例えば「営業本部 - 第一営業部, 第二営業部」などの形で自社の部門が階層になっている場合に、freeeの中でも部門に階層をつけることができる機能です。これによって部門ごとの損益を比較したり、親部門との比較をすることができます。
配賦(ハイフ)とは、経営状態の管理を分かりやすくするための処理で、事業部や店舗が増えてきた場合に経費計上を各部門・事業所に割り当てることを指します。
経費精算
経費精算とは、経理担当業務のひとつで、例えば営業担当から受け取った領収書などをもとに経費の処理をすることです。freeeでは、この経費精算をオンラインで処理できる機能が用意されています。
電話サポート
全プランでメールサポートとチャットサポートが利用できますが、電話サポートを受けることができるのはプレミアムプランだけです。
まるごと導入サポート
freeeを導入するための本格的なサポートが受けられるのはプレミアムプランのみです。例えば、すでに他社の会計ソフトを使っている場合など、既存データのfreeeへのインポートなどをサポートしてもらうことができます。
税務調査サポート補償
- 税務調査の際に無料で税理士を紹介してくれる
- 税務調査の立ち会いにかかる税理士費用を50万円まで補償してくれる
個人事業主への税務調査率は約1%ですが、稼いでいる事業主や、収支が不自然な事業主のもとには調査が入りやすいと言われています。税務調査が不安な方は、知識のある税理士にサポートしてもらえるよう備えておきましょう。
注意しておきたいのは、プレミアムプランの課金日から30日以内は補償の対象外ということです。なので「税務調査の連絡が入ったらfreeeのプレミアムプランに登録しよう」という魂胆はひかえておきましょう。事前に加入しておくのが前提で、いざというときに保険として機能するサービスです。
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