確定申告ソフトはフリーだけじゃない!人気のクラウド会計ソフト

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更新日 2020年11月05日

フリーだけじゃない!確定申告のためのクラウド会計ソフト

「全自動の確定申告」をテーマに、確定申告ソフトの「フリー(freee)」が、テレビCMを放映しています。クラウド会計ソフトのフリーが、全自動で確定申告のお手伝いをしてくれるということで、鶴の恩返しになぞらえたCMが印象的です。

「全自動の確定申告」といっても、会計ソフトの自動化はまだ過渡期で、やはり一部はユーザーが手入力する必要があります。 具体的には、預金取引やカード決済の情報はソフトが自動取得してくれますが、現金取引などはユーザーが手入力する必要があります(詳細は後述)。

人気のクラウド会計ソフト3選 - freee・マネーフォワード・弥生

freee・弥生・マネーフォワード クラウド

フリーも非常の評判の良いソフトですが、確定申告ソフトはフリーの他にもあります。 特に人気のソフトは、「マネーフォワード」と「弥生」で、フリーも含めたこの3社がシェア三つ巴の形になっています。
>> マネーフォワード、freee、弥生、クラウド会計3社の比較

これらのクラウド会計ソフトの特徴は、従来の会計ソフトのようにパソコンにインストールする必要がありません。 インストールするタイプの会計ソフトと対比する形で、クラウド型会計ソフトと呼ばれます。
>> インストール型ソフトとクラウド型ソフトの違いについて

「全自動の確定申告」とは?

「全自動」って一体どこまでやってくれるのでしょうか? 上で挙げた3つのクラウド会計ソフトは、預金取引やクレジットカードの取引情報を自動取得できます。 大手銀行や有名なカード会社であれば、だいたい自動取得に対応しています。

freeeの自動取得に対応している金融機関

会計ソフトに銀行口座やクレジットカードの情報を登録しておけば、自動で取引内容を取得してくれます。 そして、自動取得されたデータをユーザーが最終的にチェックして、会計ソフトに記録していきます。

つまり、従来のように銀行通帳やカード明細をにらめっこしながら、 会計ソフトにひとつひとつの取引を入力していく手間は省けるわけです。 ただし、預金取引などの入力作業は必要なくなるのですが、 最終的に人間がチェックするという工程はもちろん必要です。

また、現金で行った取引については、自動取得できないので手入力する必要があります。 この点は従来のソフトと変わりありませんが、クラウド会計ソフトは従来のソフトよりも初心者にやさしい作りになっています。

確定申告ソフトは、帳簿付けから確定申告書類作成まで対応

freee(フリー)のテレビCMのように、個人事業用の会計ソフトは「確定申告ソフト」と表現されることがあります。 これが何を指すかというと、取引入力などの帳簿づけから確定申告書類の作成までセットでできる、ということです。

マネーフォワード、freee、弥生については、取引入力をコツコツと進めていけばその度に確定申告書類にデータが反映されていきます。 そして1年分の取引を入力すれば、あとはこまごまとした部分を少し入力するだけで、確定申告書類が完成します。

会計ソフトでそのまま確定申告書を作成できる

会計ソフトの中で出来た確定申告書類は、そのままプリンターで印刷できます。 そしてこの印刷した書類を税務署へ提出すれば良いことになっています。ちなみに、白黒印刷でも認められます。

>> 個人事業の会計ソフト一覧はこちら
>> 確定申告で提出する必要書類について