子ども・子育て拠出金とは?最新の拠出金率や計算方法
更新日 2026年6月29日

子ども・子育て拠出金とは?
「子ども・子育て拠出金」とは、子育て支援に充てられる税金のことです。従業員の社会保険料と一緒に納付しますが、この拠出金の実態は社会保険料ではなく「税金」です。
- 厚生年金に加入している全員が対象
- 雇用者が全額負担する(従業員は負担なし)
- 雇用者が"従業員の社会保険料"と一緒に納める
厚生年金に加入している全員が対象なので、その従業員に子どもがいるかどうかは関係ありません。ちなみに、社会保険料(厚生年金や健康保険)は雇用者と従業員が折半しますが、この拠出金は雇用者が全額を負担します。
令和8年度(2026年度)の拠出金率は「0.36%」
令和8年度の子ども・子育て拠出金の拠出金率は「0.36%」です。令和8年度というと、2026年4月〜2027年3月の期間を指します。
【子ども・子育て拠出金】拠出金率の推移
| 年度 | 拠出金率 |
|---|---|
| 2020年度 〜 2026年度 (令和2年度 〜 令和8年度) | 0.36% |
| 2019年度 | 0.34% |
| 2018年度 | 0.29% |
| 2017年度 | 0.23% |
| 2016年度 | 0.20% |
| 2012年度 〜 2015年度 | 0.15% |
拠出金率は令和2年度から変わっていません。ただ、今後は段階的に引き上げられる予定です。(今のところ、0.45%が上限とされています)
子ども・子育て拠出金の計算方法
子ども・子育て拠出金は、従業員の「標準報酬月額」や「標準賞与額」に拠出金率をかけて計算します。標準報酬月額・標準賞与額は、その人の月給やボーナスによって下記のように決まります。
標準報酬月額の対応表(一部抜粋)
| その人の月給(以上 〜 未満) | 標準報酬月額 |
|---|---|
| 195,000 〜 210,000 | 200,000 |
| 210,000 〜 230,000 | 220,000 |
| 230,000 〜 250,000 | 240,000 |
| 250,000 〜 270,000 | 260,000 |
上表は厚生年金保険料額表の一部を抜粋したものですが、子ども・子育て拠出金における「標準報酬月額」も同じです。例えば、月給が198,000円の場合、標準報酬月額は200,000円になります。同じように、月給が245,000円の場合、標準報酬月額は240,000円です。
子ども・子育て拠出金の計算例
例えば、従業員の報酬月額(月給)が255,000円の場合で計算してみましょう。この場合、先ほどの表にしたがって、標準報酬月額が「260,000円」ということが分かります。この金額に税率をかけて計算します。
- 子ども・子育て拠出金の計算式
- 標準報酬月額 × 拠出金率 = 子ども・子育て拠出金の額
令和8年度は拠出金率が0.36%なので、標準報酬月額に0.0036をかけます。
260,000円 × 0.0036 = 936円
この従業員の一月あたりの子ども・子育て拠出金は、936円ということになります。 先述の通り、従業員はこの拠出金を納める必要はなく、 この全額を雇用者が社会保険料と一緒に納付することになります。
このように、子ども・子育て拠出金は、従業員の給料をもとにして計算しますが、雇用者側が全額を負担するので、 給料から差し引くわけではありません。
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