確定申告書類の書き方まとめ - 白色申告と青色申告

確定申告書類の書き方

個人事業主が提出する確定申告書類についてまとめています。
(会社員やパート・アルバイトなど、給与所得者の確定申告についはこちら

白色申告の確定申告で提出するのは、収支内訳書と確定申告書Bです。
青色申告の確定申告で提出するのは、青色申告決算書と確定申告書Bです。

確定申告書Bは、どちらの場合でも同じものを使います。
個々の状況に応じて、その他に必要な書類があれば合わせて提出して下さい。

白色申告で提出する書類青色申告で提出する書類

必要に応じてその他の申告書類を提出する場合があります。

>> 白色申告と青色申告の違いについてはこちら

いずれの書類も、手書きの場合はボールペンで記入します。 訂正する場合は、訂正する文字を二重線で消し、その近くの余白に正しい文字を分かりやすく記入します。

確定申告書の記載を訂正する方法

収支内訳書(一般用)の書き方 - 白色申告

白色申告の場合は、確定申告でこの「収支内訳書」を提出します。
収支内訳書の1ページ目には、1年間の売上や経費、所得などを記入します。
2ページ目は、売上や仕入を取引先ごとに記入し、減価償却などの詳細を記入します。

収支内訳書 1ページ目

白色申告の収支内訳書 1ページ目

例えば、2017年(平成29年)2月20日に平成28年分の確定申告書類を提出する場合、
中央上の表題の年号に「28」と書きます。記入欄左上の日付には提出日を記入します。
そして大抵の場合1月1日~12月31日までの集計を提出するので、
①の下には自1月1日 至12月31日となるよう記入します。

この収支内訳書は、平成25年以降は書式が変わっていません。ですので、たとえば平成28年度分の収支内訳書を書くには「平成25年分以降用」の用紙を使います。 (収支内訳書 1ページ目の、一番左の部分に「平成二十五年分以降用」と書かれています)

住所、氏名、電話番号など、事業者の情報を記入します。 「加入団体名」には、記帳や申告の講習を受けた団体があれば記入します。なければ空欄で構いません。
売上や売上原価を記入します。家事消費とは、商品を家事のために消費した場合などに通常の販売額を記入する欄です。
経費を勘定科目ごとに記入します。自分で独自に追加した勘定科目があれば空欄に勘定科目の名前と金額を書きましょう。必要経費の説明一覧はこちら
専従者とは家族従業員のことを指します。一人で個人事業を営んでいる方には関係ありません。所得金額とは、原価を引いた収入から経費と専従者控除を差し引いた額です。
従業員がいる場合には、給料賃金の内訳を記入します。
税理士や弁護士に報酬を支払った場合には、その支払先や金額を記入します。
事業専従者(家族従業員)の氏名などを記入します。

>> 収支内訳書(一般用)1ページ目 - 書き方の詳細はこちら

収支内訳書 2ページ目

白色申告の収支内訳書 2ページ目
主な売上先ごとに売上金額を記入します。
主な仕入先ごとに売上金額を記入します。
減価償却費について記入します。10万円以上のもの、あるいは耐用年数1年以上のものを買った場合は減価償却費として少しずつ経費計上する必要があります。
事務所や店舗の地代家賃の内訳を記入します。
利子割引料の内訳を記入します。
何か特殊な事情があった場合はこちらに記入します。

>> 収支内訳書(一般用)2ページ目 - 書き方の詳細はこちら

所得税青色申告決算書(一般用)の書き方 - 青色申告

青色申告で65万円控除を受けるためには、下記の合計4ページを完成させます。
青色申告で10万円控除を目指すのであれば、4ページ目の貸借対照表を記入する必要はありません。つまり10万円控除の場合は、合計3ページでOKです。
現金主義の申請を出した方は、「青色申告決算書(一般用)」ではなく「青色申告決算書(現金主義用)」の用紙を使います。
>> 青色申告の3種類 - 簡易簿記・現金式簡易簿記・複式簿記

青色申告決算書 1ページ目

青色申告決算書 1ページ目

この所得税青色申告決算書は、平成25年分以降は書式が変わっていません。ですので、たとえば平成28年度分の青色申告決算書を書くには「平成25年分以降用」の用紙を使います。(青色申告決算書1ページ目の、一番左の部分に「平成二十五年分以降用」と書かれています)

住所、氏名、電話番号など、事業者の情報を記入します。
売上と原価、売上から原価を差し引いた金額を記入します。売上のための仕入れがなかった場合には、売上原価の5つの欄は「0」と記入すればOKです。
経費を勘定科目ごとに記入します。自分で独自に追加した勘定科目があれば空欄に勘定科目の名前と金額を書きましょう。必要経費の説明一覧はこちら
貸倒引当金専従者給与を記入します。貸倒引当金がない場合、専従者(家族の従業員)がいない場合は記入する必要はありません。
青色申告特別控除額(10万円 or 65万円)と所得金額を記入します。

>> 青色申告決算書1ページ目 - 書き方の詳細はこちら

青色申告決算書 2ページ目

青色申告決算書 2ページ目
月ごとの売上金額と仕入金額を記入します。
従業員がいる場合には、給料賃金の内訳を記入します。
専従者とは家族従業員のことを指します。専従者がいて給料を払った場合には、専従者給与の内訳を記入します。
将来、売掛金を回収できない場合に備えて貸倒引当金を記入します。
青色申告特別控除額(10万円 or 65万円)と前ページに書いた青色控除前の所得金額などを記入します。

>> 青色申告決算書2ページ目 - 書き方の詳細はこちら

青色申告決算書 3ページ目

青色申告決算書 3ページ目
減価償却費を記入します。
利子割引料の内訳を記入します。
税理士や弁護士に報酬を払った場合に記入します。
事務所や店舗の地代家賃を記入します。
何か特殊な事情があった場合にはこちらに記入します。

>> 青色申告決算書3ページ目 - 書き方の詳細はこちら

青色申告決算書 4ページ目(貸借対照表と製造原価の計算)

青色申告で65万円控除を受けるためには、このページも完成させる必要があります。
10万円控除で良い方は、このページを記入する必要はありません。

青色申告決算書 4ページ目
資産を記入します。
負債と資本を記入します。
製造業の場合はこちらに原価を記入します。こちらは貸借対照表とは関係ありません。

4ページ目の貸借対照表については、以下のページも参考にして下さい。
借方・貸方とは?複式簿記の仕訳を分かりやすく

>> 青色申告決算書4ページ目 - 書き方の詳細はこちら

確定申告書Bの書き方 - 白色申告・青色申告

確定申告書Bには収入や所得、所得控除などを記入します。この第一表により、納付する税金の金額が計算されます。 確定申告書Bは、白色申告でも青色申告でも、同じものを利用します。

確定申告書にはAもBもありますが、個人事業主はBを利用します。 この確定申告書Bは平成28年分から新しくなり、マイナンバーの記入欄などが設けられました。

確定申告書 第一表

確定申告書B 第一表
住所、氏名などの事業者情報を記入します。「個人番号」の欄には、個人事業主本人に割り当てられたマイナンバーを記入します。
収入と所得を記入します。農業や不動産などによる収入がない場合には、収入の営業等、所得の営業等、合計、この3箇所に金額を記入すればOKです。
各種の控除を記入します。所得控除の説明一覧はこちら
課税所得をもとに、所得税の金額や復興特別所得税額を計算して記入します。所得税や復興特別所得税の計算方法についてはこちら
青色申告特別控除額や、専従者がいる場合には専従者給与などを記入します。
税金の還付を受けることができる場合には、振り込んでもらいたい銀行口座の情報を記入します。前年に源泉徴収などで税金を納め過ぎた場合には、払い過ぎた税金が戻ってきます。

>> 確定申告書B 第一表 - 書き方の詳細はこちら

確定申告書 第二表

確定申告書B 第二表
事業者の住所、屋号、氏名を記入します。
あらかじめ源泉徴収された所得がある場合に記入します。
雑所得とは、本業以外の所得のことです。雑所得がある場合には、こちらに記入します。
各種特例を適用してもらう場合に記入します。例えば、住宅ローン控除を受ける場合は、ここに居住開始年月日を記入します。
第一表で各種控除を記入した場合は、こちらにその詳細を記入します。各種控除の説明一覧はこちら
事業専従者とは、家族従業員のことです。事業専従者がいる場合は、こちらにその情報を記入します。
住民税・事業税の詳細。16歳未満の扶養家族、税額控除、事業税に関する項目を記入します。

>> 確定申告書B 第二表 - 書き方の詳細はこちら

添付書類台紙

確定申告書の添付書類台紙も、平成28年分から新しくなりました。 この用紙には各種控除の証明となる書類や、マイナンバーなどの本人確認書類を貼り付けて提出します。

添付書類台紙 表添付書類台紙 裏
添付書類台紙 表 添付書類台紙 裏

マイナンバーに関連する本人確認書類、源泉徴収票社会保険料控除などの関係書類をこちらにのりづけして提出します。電子申告の場合には、この添付書類台紙も提出する必要はありません。 >> 添付書類台紙の詳細はこちら

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>> 個人事業主の確定申告に関する情報まとめ