クラウド型会計ソフトとインストール型会計ソフトの違い

クラウド型とインストール型

クラウド型会計ソフトとインストール型会計ソフトの違いをまとめました。
基本的にネット環境が整備されている方には、クラウド型をおすすめしています。
クラウド型は新しく開発されたソフトなので、インストール型の欠点をカバーしています。

クラウド型とインストール型の比較

クラウド型会計ソフトインストール型会計ソフト
インストール不要必要
OSWindows・Mac両方に対応ソフトにより対応OSが異なる
(Windows・Macどちらか)
デバイスパソコン、スマホ、タブレット端末などから利用可能パソコンのみ利用可能
支払い月額制 or 年額制パッケージ購入 or ダウンロード購入
バージョンアップ無料有料(年に1回必要)
インターフェース
(構成・操作感など)
シンプル複雑
グラフレポートありなし
預金取引自動取得可手動

インストールの有無と利用端末について

クラウド型会計ソフトは、パソコンにソフトをインストールする必要はありません。
ネットでメールアドレスとパスワードを入力して、ログインしてソフトを使用します。
もちろんパスワードは保存も可能です。毎回入力する必要はありません。
Gmailなどのサービスを利用している方は想像しやすいと思います。

一方インストール型会計ソフトは、
CD-ROMやダウンロードでソフトをパソコンにインストールしてから利用します。
インストール型は、ソフトをインストールしたパソコンでのみ会計ソフトを操作できますが、
クラウド型はネット環境さえあれば、パソコンやスマホなどで利用できます。

料金の支払い方法とバージョンアップ

インストール型は、パッケージ購入かダウンロード購入であるのに対し、
クラウド型は月額か年額制で料金を支払います。

ただ、インストール型ソフトも1回料金を払えばそれで終わりということではなく、
毎年ソフトをバージョンアップさせる必要があります。

消費税や固定資産の償却率変更、会社法の改正に伴うシステムの変更は必須なので、
年度ごとに更新されるバージョンアップ版を購入します。
(バージョンアップ版は、初回購入の1割~2割引程度で購入できます。)

クラウド型は、バージョンアップが年度ごとではなくこまめに行われます。
こちらは無料でバージョンアップできます。
どちらにしても、会計ソフトには年間1万円弱のコストが発生すると考えて下さい。
会計ソフトの購入費や利用料金は、消耗品費として経費計上します。
>> 会計ソフトを購入した場合の勘定科目について

会計ソフトのUIやデザインについて

費用レポート

ソフトのユーザーインターフェース(画面表示や操作感等)・デザインに関しては、
明らかにクラウド型ソフトに軍配が上がります。

クラウド型では取引入力がシンプルに構成されているのに対して、
インストール型は取引の種類に応じて臨機応変に帳簿を選択しなければなりません。
インストール型ソフトを扱うには、ある程度簿記の知識が必要です。

また、クラウド型会計ソフトのMFクラウド確定申告freeeやよいのオンラインシリーズには、上記のようなグラフレポート機能がついています。これは、確定申告には直接関係のない機能ですが、個人事業の経営状態がグラフ形式で直感的に把握できるので便利です。月ごとの売上の推移を棒グラフで確認したり、経費の内訳を円グラフで確認したりできます。

今後はクラウド型のシェアが拡大

インストール型が旧来から販売されているスタイルで、
クラウド型は後に技術が進んで開発されたものです。
後発のクラウド型はインストール型の欠点をカバーし、
さらに金融機関の取引結果自動取得などの便利な機能を兼ね備えています。

また、帳簿づけの構成もシンプルで初心者に分かりやすいものになっているので、
これから会計ソフトを使い始める方・買い替えの方にはクラウド会計ソフトをおすすめします。

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