【個人事業主向け】JMSおまかせサービスを徹底解説!手数料やデメリットなど
更新日 2026年8月12日

- JMSおまかせサービスとは?
- JMSおまかせサービスの導入方法は2種類
- JMSおまかせサービスの利用料金
- 初期費用
- 月額料金
- 決済手数料
- JMSおまかせサービスの入金サイクル
- JMSおまかせサービスのメリット
- JMSおまかせサービスのデメリット
- JMSおまかせサービスが向いている店舗・向いていない店舗
- JMSおまかせサービスを導入する流れ
- まとめ
JMSおまかせサービスとは?

JMSおまかせサービスは、店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応しています。個人事業主が営む店舗でも導入できます。
| 対象者 | 個人事業主・法人 |
|---|---|
| 対象業種 | 小売業・飲食業・理美容業など (基本的にはどんな業種でもOK) |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | 0円 |
| 決済手数料 | 2.48%~3.24% |
| 対応する決済 | クレジットカード 電子マネー QRコード決済 |
| 入金サイクル | 月2回か月6回から選べる (月6回は手数料がかかる) |
| 導入までの期間 | 約4~8週間 |
JMSは、初期費用も月額料金も基本的に0円です。固定費がかからないので、キャッシュレス決済の利用が少ない店舗でも導入しやすいでしょう。一方、売上の入金サイクルや、POSレジ関連の機能など、他社と比べて弱い部分もあります。(詳しくは記事の後半で解説します)
JMSおまかせサービスの導入方法は2種類
JMSおまかせサービスには、「決済端末で導入する方法」と「Androidスマホで導入する方法」があります。違いは下記のとおりです。
| 決済端末で導入 | スマホで導入 | |
|---|---|---|
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|
| 必要なもの | 専用の決済端末 (今なら無料) |
対応機種のAndroidスマホ (今なら無料) |
| クレカ 一括払い |
◯ | ◯ タッチ決済のみ |
| クレカ 分割払い |
◯ | × |
| 電子マネー | ◯ | ◯ |
| QRコード決済 | ◯ | ◯ |
| POSレジ連携 | 「POS+」と連携可能 (連携費用1,100円/月) |
非対応 |
| 通信環境 | Wi-Fi or スマホ回線 (SIM利用料693円/月) |
Wi-Fi or スマホ回線 |
基本的には決済端末で導入するほうがおすすめです。ただ、すでに対応機種のAndroidスマホを持っている場合や、持ち運びやすさを重視する場合は、スマホでの導入を検討してもよいでしょう。
決済端末の特徴(SATURN 1000F2)

- プリンター内蔵のオールインワン端末
- クレカの分割払いやリボ払いにも対応可能
- レジアプリの「POS+」と連携できる(連携費 1,100円/月)
- スマホ回線で使う場合は手数料がかかる(SIM利用料 693円/月)
JMSを決済端末で導入する場合は、「SATURN 1000F2」という最新端末を無料で使えます。スマホで導入する場合と比べると、クレカの分割払いやリボ払いにも対応できるのが特徴です。(ただし、月6回の入金サイクルを選んでいる場合は一括払いのみ)
端末本体にPOSレジ機能はありませんが、スマホ・タブレット向けレジアプリの「POS+」と連携できます。なお、本体にプリンターが付いていますが、印刷できるのは「売上票」だけなので、商品名などが載ったレシートを印刷するには別のプリンターが必要です。
スマホ導入の特徴(Tap on Mobile)

- Androidスマホにアプリを入れて使う
- クレカのタッチ決済・電子マネー・QR決済に対応
- クレカの分割払いやリボ払いには非対応
- POSレジ連携には未対応
JMSの「Tap on Mobile」は、Androidスマホで導入できる決済サービスです。スマホひとつで、クレカ・電子マネー・QRコード決済に対応できます。一部のAndroidスマホでしか使えませんが、現在は対応スマホを無料でもらえるキャンペーンを開催中です。
決済端末との大きな違いは、「分割払いやリボ払いに対応できない」「POSレジと連携できない」という2点です。このあたりのデメリットが気にならなければ、スマホ導入を視野に入れてもよいでしょう。
JMSおまかせサービスの利用料金
- 初期費用は0円
- 月額固定費も基本的には0円
- ランニングコストは決済手数料だけ
ここからは、JMSおまかせサービスの利用コストを「初期費用・月額料金・決済手数料」の3つに分けて詳しく解説していきます。
初期費用
| 決済端末で導入する場合 | スマホで導入する場合 |
|---|---|
| 決済端末は無料なので 初期費用はかからない |
対応スマホを持っていれば 初期費用はかからない (今なら対応スマホを無料でもらえる) |
JMSの導入に入会金や加盟料はかかりません。したがって、単純に「初期費用 = 必要なものを買う費用」と考えてOKです。決済端末は無料で提供されるので、決済端末で導入するなら初期費用は一切かかりません。
一方、スマホで導入する場合は、対応機種のAndroidスマホが必要です。といっても、現在は対応スマホを無料でもらえるキャンペーンが開催中なので、今ならこちらも初期費用を気にせず始められます。
月額料金
| 決済端末で導入する場合 | スマホで導入する場合 | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 0円 |
| SIM利用料 | 693円/月 (Wi-Fiで使う場合は不要) |
なし |
| POS+との連動費 | 1,100円/月 | なし |
JMSは基本的に月額料金なしで使い続けられます。下記に該当する場合は月単位で費用がかかりますが、マストではありません。
- 決済端末をスマホ回線で使う場合(月額693円)
- 決済端末をPOS+と連携する場合(月額1,100円)
決済端末は、申込時に「Wi-Fi」で使うか「スマホ回線」で使うかを選びます。このときにスマホ回線のほうを選ぶと、SIMカード利用料として月額693円がかかります。(スマホで導入する場合は、Wi-Fiかモバイルデータ通信が可能なSIMカードを自分で用意する必要があります)
また、決済端末をPOSレジアプリの「POS+(ポスタス)」と連携する場合は、月額1,100円の連動費用がかかります。POS+との連携は必須ではありません。
決済手数料
| クレジットカード | Visa Mastercard JCB Amex Diners Discover 銀聯 |
2.48% (大企業等の場合は3.24%) |
|---|---|---|
| 電子マネー | 交通系IC 楽天Edy WAON nanaco iD QUICPay |
3.24% |
| QRコード決済 | PayPay d払い 楽天ペイ au PAY メルペイ Alipay+ など |
3.24% |
JMSには「中小企業応援プログラム」という制度があり、これを利用するとクレカの手数料率が3.24%から2.48%に下がります。中小企業応援プログラムは、下記のような条件を全て満たす場合に利用できます。
中小企業応援プログラムの主な条件
| ① 従業員数が基準以下であること |
・小売業なら50人以下 ・サービス業か卸売業なら100人以下 ・その他の業種なら300人以下 |
|---|---|
| ② 対象外業種に該当しないこと |
・たばこ関連販売 ・PC用品販売 ・宿泊施設 ・旅行代理店 ・不動産業 ・タクシー など |
個人事業主の場合、たいていは条件を満たせると考えてOKです。ちなみに、法人企業の場合は「資本金が5,000万円以下」などの条件も加わりますが、こちらも小規模店舗なら基本的にはクリアできるでしょう。
JMSおまかせサービスの入金サイクル
JMSおまかせサービスの入金サイクルは「月2回払い」と「月6回払い」から選べます。もちろん月6回のほうがスピーディですが、デメリットもあるので注意しましょう。
| 月2回払い | 月6回払い | |
|---|---|---|
| 入金サイクル | 15日締め → 月末入金 月末締め → 翌15日入金 |
5日ごとに締め ↓ 締日の5日後に入金 (銀行が休みの場合はズレる) |
| 振込手数料 | 0円 | 198円/回 |
| 注意点 | とくになし | 分割払いやリボ払いを 受け付けられなくなる |
月6回を選択すると、振り込みのたびに手数料がかかるうえ、クレカの決済方法が「一括払い」のみになります。本来、JMSの決済端末では「分割払い・ボーナス払い・リボ払い」なども受け付けられますが、これらの取り扱いができなくなるということです。
ですから、基本的には月2回払いのほうがおすすめです。ただ、売上入金が月2回だけだと、資金繰りがタイトな店舗にとっては厳しいかもしれません。入金サイクルが気になる場合は、エアペイやスクエアなども検討してみましょう。
JMSおまかせサービスのメリット
- 初期費用が0円
- 月額料金も基本は0円
- 決済端末なら分割払いやリボ払いにも対応できる
- スマホだけでも電子マネーに対応できる
JMSの大きな特徴は、クレジットカードの「分割払い」や「リボ払い」に対応できる点です(決済端末で導入する場合のみ)。他社の決済サービスは「一括払い」にしか対応できない場合が多いので、この点は他社にないメリットといえます。
また、スマホ向けの決済サービスは他社にもありますが、電子マネーにも対応できるのはJMS(Tap on Mobile)ならではの強みです。たとえば、エアペイの「エアペイタッチ」や、スクエアの「Tap to Pay」は、クレカのタッチ決済にしか対応していません。
JMSおまかせサービスのデメリット
- 入金サイクルが遅い
- 本体にPOSレジ機能はない
- 連携できるPOSレジも少ない
- 導入に4週間ほどかかる
JMSの最大のデメリットは入金サイクルの遅さでしょう。基本的には「月2回」しか売上を受け取れません。「月6回」に増やすこともできますが、その場合は振込手数料がかかるうえ、クレカの分割払いやリボ払いを受け付けられなくなるので、ちょっと微妙です。
また、決済端末にも「Tap on Mobile」のアプリにもPOSレジ機能はありません。他社のレジアプリと一緒に使うことはできますが、今のところ連携対応しているのは「POS+」だけです。そのため、レジまわりをまとめて揃えたい店舗には不向きかもしれません。
JMSおまかせサービスが向いている店舗・向いていない店舗
JMSが向いている店舗
- 分割払いやリボ払いにも対応したい
- スマホだけで色々な決済方法に対応したい
- 決済機能だけ導入できればいい
- すでにPOS+を使っている
- 資金繰りに余裕がある
JMSならではの強みは、「決済端末なら分割払いにも対応できる」という点と、「スマホ導入でも電子マネーに対応できる」という点です。このあたりに魅力を感じるなら、JMSが有力な選択肢になるでしょう。
なお、JMSはレジ関連の機能が弱いですが、すでに「POS+」を使っている店舗や、レジ連携は度外視して「決済機能だけ導入できればOK」という店舗なら問題ありません。また、入金サイクルも遅めですが、資金繰りに余裕がある店舗なら気にならないでしょう。
JMSが向いていない店舗
- レジ周りの設備をまとめて揃えたい
- 無料のPOSレジアプリと連携して使いたい
- 売上をスピーディに受け取りたい
JMSにはPOSレジ機能がないので、レジとキャッシュレス決済をまとめて導入したい店舗には不向きです。そのような店舗は、無料のPOSレジアプリと一緒に導入できる「エアペイ」や、POSレジ内蔵の「Squareターミナル」あたりを検討するとよいでしょう。
また、JMSの売上入金は基本的に「月2回」だけです。「月6回」も選べますが、振込手数料がかかるうえ、クレカの分割払いやリボ払いを受け付けられなくなります。月2回じゃ厳しい!という店舗は、他社の決済サービスを検討したほうがよいかもしれません。
JMSおまかせサービスを導入する流れ
- JMSの公式サイト
から申し込む
- 加盟店審査を受ける
- 端末が届いたら利用開始!
※ スマホ導入の場合は通知が届いたら利用開始
申し込みは、JMSの公式サイトから簡単にできます。店舗に関する資料などが必要ですが、基本的にはすべてオンラインで提出できます。
申し込み後は、決済ブランドごとに加盟店審査が始まります。審査の所要期間は通常2~4週間で、完了後2~4週間で決済端末が発送されるようです。
Q. 申し込みから加盟完了までの期間は?
各カード会社で加盟審査のうえ、通常2~4週間で「JMSおまかせサービスご契約内容のご案内(メール)」または「登録通知書(郵送)」と、「加盟店取扱備品」をJMSよりお届けします。送付後、2~4週間でカード決済端末を発送、設置(またはセルフセッティング)いたします。……(後略)……
よくあるご質問 - JMS公式サイト
なお、決済ブランドごとに審査期間が異なるため、すべての決済方法が同時に使えるようになるとは限りません。他社サービスから乗り換える場合は、JMSの利用開始を確認してから、現在のサービスを解約すると安心です。
まとめ
JMSおまかせサービスは、個人事業主でも導入できるキャッシュレス決済サービスです。「決済端末」か「Androidスマホ」で利用できて、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応しています。
- 初期費用・月額料金は基本的に0円
- 決済手数料は2.48%~3.24%
- 決済端末ならクレカの分割払いにも対応できる
- スマホ導入でも電子マネーに対応できる
- 入金サイクルは月2回か月6回
- POSレジ機能はない
- 決済端末は「POS+」と連携可能
JMSは「分割払いに対応したい」という店舗や、「電子マネーに対応できるスマホ向け決済サービスを探している」という店舗に特におすすめです。一方、入金サイクルやレジ周りの対応状況にはデメリットもあるので、そのあたりが気になる店舗は他社も含めて検討してみてください。
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