STORES - 3種類の決済サービスまとめ

更新日 2020年10月01日

「STORES」について

STORES(旧:Coiney)の決済サービスには、モバイル決済とQRコード決済の「STORESターミナル」、ブラウザ決済の「STORES請求書決済」があります。本ページでこれらの機能についてまとめています。 >> STORES 公式サイトはこちら

STORESターミナルの概要

STORESターミナル」を使えば、初期費用・月額費用をかけずにカードや電子マネーでの決済を導入できます。利用にはタブレットやスマホなどのモバイル端末を用意します。

STORESターミナルの基本情報

導入スピード売上の入金サイクル対応OS
最短 翌2営業日最短翌々日iOS / Android

導入スピードは早く、売上の入金サイクルは手動入金のみ最短翌々日に対応しています。iOSとAndroidどちらにも対応していますが、電子マネー決済が可能なのは、iOSのみです。

STORESの決済サービス

STORESは、モバイル決済サービスとQRコード決済の「STORESターミナル」、ブラウザ決済サービスの「STORES請求書決済」を提供しています。「STORESターミナル」は実店舗向けのもの。「STORES請求書決済」はネットショップ経営などの際にも役立つサービスです。これらのサービスを利用して得た売上は、一括管理できます。

STORESターミナル
(モバイル決済)
STORESターミナル
(QRコード決済)
STORES請求書決済
STORESターミナル(モバイル決済) STORESターミナル(QRコード決済専用) STORES請求書決済
決済方法カード決済
電子マネー決済
QRコード決済ブラウザ決済
対象VISA
Mastercard
American Express
Diners Club
Discover
JCB

交通系電子マネー
WeChat PayVISA
Mastercard
手数料3.24~3.74%3.24%3.24%
必要な機器・タブレット or スマホ
・専用カードリーダー
・タブレット or スマホ・タブレット or スマホ or パソコン

「必要な機器」→事業者側が用意する機器

「STORES請求書決済」のブラウザ決済とは、Webサイトを通じて顧客にカード払いをしてもらうというもの。オンライン決済と呼ばれることもあります。

「STORESターミナル」は電子マネー決済や複数回払いもOK

「STORESターミナル」は、タブレットなどとカードリーダーを連携させて、クレジットカードや電子マネーでの決済を可能にする、モバイル決済サービスです。決済手数料は、他社と同等。カードブランドは限られますが、2回払いやリボ払いにも対応しています。

国際カードブランド別の決済手数料

3.24%3.74%
VISA
Mastercard
American Express
JCB
Discover
Diners Club

電子マネーは交通系のみ対応

2018年12月から、電子マネー決済の受付が可能になりました。決済手数料はすべて3.24%。ただ、電子マネー決済の機能はiOS端末(つまりiPhoneかiPad)のみの対応で、事業者が使うタブレットやスマホがAndroid端末だと利用できません。

また電子マネーといっても、SuicaやPASMOといった交通系電子マネーのみの取り扱い。他社と比べると、まだ種類は少ないです(Airペイ楽天ペイのほうが種類が豊富)。

iPhoneの「Apple Pay」で支払う顧客

「Apple Pay」や「Google Pay」など、顧客が自身のスマホにSuica機能を登録している場合の決済もOKです(上の画像は「Apple Pay」で決済したときのもの)。ちなみに「Apple Pay」や「Google Pay」とは、スマホにカードや電子マネーを登録できる電子ウォレット機能のことを指します。

「STORESターミナル」なら複数回払いに対応

「STORESターミナル」は、1回払いだけでなく2回払いとリボ払いも可能。ただ、これに対応している国際ブランドは「VISA」と「Mastercard」の2つと限られています。主要モバイル決済サービスのなかで複数回払いに対応しているのは、STORESだけです。

「STORESターミナル」は「WeChat Pay」に対応

「STORESターミナル」は、「WeChat Pay(ウィーチャットペイ/微信支付)」に対応しています。決済手数料は3.24%です。

「WeChat Pay」とは、中国で普及しているQRコード決済サービスのこと。日本で普及している「LINE Pay」や「PayPay(ペイペイ)」のようなものです。顧客のスマホに表示されたQRコードをタブレットのカメラで読み取るだけで、代金の決済が完了します。

「STORESターミナル」を使ってQRコード決済する流れ

「STORESターミナル」を使って決済する流れ

中国では「WeChat Pay」と「Alipay(アリペイ/支付金)」この2つのQRコード決済が主流です。これらを導入することで、中国人観光客のニーズに応えることができます。ちなみにSTORESは「WeChat Pay」だけなのが残念ですが、Airペイならこの両方に対応しています。

「STORES請求書決済」はブラウザ決済専用のサービス

「STORES請求書決済」は、インターネット上でカード決済する「ブラウザ決済(オンライン決済)」専用のサービス。ネットで送信する電子請求書のようなものです。利用可能な国際ブランドは「VISA」と「Mastercard」のみ。決済手数料は、どちらも3.24%です。

「STORES請求書決済」で顧客に代金を支払ってもらう流れ

「STORES請求書決済」で顧客に代金を支払ってもらう流れ

事業者は作成した決済用WebページのURLを、メールなどで顧客に送信します。顧客は届いたURLを自身のスマホなどで開き、そこにカード情報を入力すれば、決済が完了するという流れです。決済できるのがVISAとMastercardだけではありますが、遠く離れた場所からの決済にも対応できます。

ちなみに先述の「STORESターミナル」は、2回払いやリボ払いにも対応できますが、この「STORES請求書決済」は1回払いのみとなっています。

完全受注商品などの請求書にピッタリ

「STORES請求書決済」は他社のブラウザ決済サービスと比較すると、商品の詳細情報(名称や価格など)を細かく設定できるので、オーダーメイド商品を取り扱うオンラインショップの請求書などに向いています。

各サービスを導入する流れ - STORESの基本情報

STORESの導入スピードは、申し込みをした翌営業日から最短2日と、比較的早めです。

STORES申し込みの流れ

STORES導入の流れ

タブレットやスマホをすでに持っているなら、導入費用はかかりません。審査通過後に「STORES」のアプリをインストールすると、「STORESターミナル」の機能を使えるようになります。

ちなみに一次審査通過後は、セゾンカードが発行しているカードなら「STORESターミナル」でVISAやMastercard以外の国際カードブランド(American ExpressやJCB)も受付が可能になります。

「STORES請求書決済」は、アプリを使わずWebブラウザ(SafariやChromeなど)からSTORESアカウントにログインして利用するサービス。パソコンからでも利用できます。

必要な機器と使い方(事業者側)

STORESターミナル
(モバイル決済)
STORESターミナル
(QRコード決済)
STORES請求書決済
必要な機器・タブレット or スマホ
・専用カードリーダー
・タブレット or スマホ・タブレット or スマホ or パソコン
使い方アプリで操作アプリで操作ブラウザからアクセス

「STOREターミナル」のモバイル決済サービスだけ、タブレットなどのほかに専用のカードリーダーが必要です。カードリーダーは、カードの審査を通過したら届きます。

売上の入金サイクルと振込手数料 - STORESの基本情報

STORESで決済した売上の入金方法は「手動入金」と「自動入金」どちらかを選べます。「手動入金」のほうが入金サイクルは短く、最短翌々日で売上が振り込まれます。売上が10万円未満の場合には、振込手数料を事業者が負担しなくてはなりません。他社だと、Square楽天ペイなら、最短翌日に売上を振り込んでくれます。

主要モバイル決済サービス4社の比較

STORESSquareAirペイ楽天ペイ
入金サイクル最短翌々日最短翌日月3回 or 6回最短翌日
売上の入金自動 or 手動自動自動自動 or 手動
振込手数料~10万円:200円
10万円~:無料
無料無料楽天銀行:無料
その他:210円

STORESでは2020年7月から、手動入金が全銀行対応で最短翌々日に短縮化されました。売上が入金される際の振込手数料は、振り込まれる金額が10万円未満の場合は事業者が負担します(1回につき200円)。

2020年9月30日まで期間限定で、手動入金の振込手数料無料キャンペーンを行っています。
>> キャンペーン特設サイト

対応しているPOSレジアプリの一覧 - STORESの基本情報

「STORESターミナル」と「STORES請求書決済」は、POSレジアプリを連携させて、実際の会計業務を行っていきます。STORESは他社のモバイル決済サービスよりも多数のPOSレジアプリと連携可能です。

STORESに対応している主なPOSレジアプリ

  • スマレジ
  • ユビレジ
  • POS+
  • Bionly
  • poscube
  • Orange Operation

上記アプリのほとんどが有料サービスなのですが、「スマレジ」と「ユビレジ」は無料のプランも用意されています。無料で使える機能は、どちらかというと「スマレジ」のほうが豊富です。特にこだわりがなければ「スマレジ」のアプリをインストールしておきましょう。
>> 「スマレジ」と「ユビレジ」の機能比較はこちら

【終了】キャンペーンで振込手数料が無料に

2020年7月29日〜 2020年9月30日の間、新規でSTORESターミナルに申し込みすると、手動入金の振込手数料が振込金額問わず何度でも無料となります(後日キャッシュバック)。
>> キャンペーン特設サイトで受付中

対象期間は2020年11月30日までの振込依頼分で、自動入金はキャンペーン適用対象外となっています。入金予定額が10万円以上の場合は、いずれも振込手数料(200円)は無料です。

【終了】キャッシュレス・消費者還元事業

STORESを介して「キャッシュレス・消費者還元事業」に登録すれば、2019年10月~2020年6月の間、通常3.24~3.74%の決済手数料が、実質2.16%になります。(STORESから申し込み可能。公式サイトで受付中)

「キャッシュレス・消費者還元事業」とは、日本のキャッシュレス化を進めるために経済産業省が実施している制度のこと。対象要件は、たとえば小売業なら従業員数が50人以下など、個人事業主であれば、ほとんどの事業者が当てはまります(一部、対象外となる業種などあり)。

類似の制度に「軽減税率対策補助金」があります。事業者は「キャッシュレス・消費者還元事業」と「軽減税率対策補助金」を併用することもできます(キャッシュレス決済端末等の導入については、どちらか一方を選択することになります)。
>> お得にPOSレジを導入できる「軽減税率対策補助金」の詳細はこちら

まとめ - マルチな決済サービスを展開する「STORES」

「STORESターミナル」は、事業者が所有するタブレットなどに専用アプリをインストールして使用します。「STORES請求書決済」はブラウザ決済サービスなので、タブレットやパソコンのブラウザからSTORESにログインして使います。すべてのサービスに申し込むこともできますし、必要なサービスだけの利用も可能です。

STORESが提供するサービス

STORESターミナル
(モバイル決済サービス)
STORESターミナル
(QRコード決済サービス)
STORES請求書決済
(ブラウザ決済サービス)
STORESターミナル(モバイル決済サービス) STORESターミナル(QRコード決済サービス) STORES請求書決済
6大国際カードブランド
交通系電子マネー
WeChat PayのみVISA
Mastercard

STORESと他社のモバイル決済サービスを比較したときのメリット・デメリットは下記の通りです。

STORESのメリットとデメリット

メリットデメリット
QRコード決済やブラウザ決済にも対応
申し込みから最短2日で導入できる
対応POSレジアプリが多い
2回払いやリボ払いも受付可能
売上が10万円未満だと手数料200円がかかる
電子マネー決済が可能なのはiOSのみ

「STORESターミナル」のメリットに、VISAとMastercardなら2回払いやリボ払いを受け付けられる、というものがあります。要するに、単価が高い商品を取り扱っている店舗にピッタリということ。複数回払いに対応しているモバイル決済サービスはめずらしいです。

大きなマイナス面は、振込手数料。10万円未満の振込には200円の手数料がかかるので、ある程度の事業規模がなければ使いにくさを感じるかもしれません。

>> STORESターミナル
>> 人気モバイル決済サービス4社の比較