SOHO - 経費の考え方について

SOHOの経費の按分について

SOHO(ソーホー)とは、「Small Office Home Office」の略です。
こじんまりとしたオフィスや、自宅兼事務所のことを指します。

デザインやイラストなどのクリエイティブワーク、
パソコン・インターネットを使った仕事、税理士や弁護士など、
大きなスペースを必要としない仕事の場合に選択される形態です。

事業にかける初期投資をおさえることができ、
毎月の家賃や光熱費など余分な固定費もスリム化できるので、
小資本の個人事業主にはおすすめの形です。

SOHOの経費 - 家賃や水道光熱費などの按分について

SOHOの場合、自宅で使っている電気代や家賃、水道光熱費は、
生活用と事業用の割合に応じて一部を経費にできます。

これを経費の按分と言います。

例えば、賃貸住宅で自宅の一部屋を事業用として使っている場合、
仕事部屋の面積が自宅全体の3割を占めるとすれば、
家賃の3割を地代家賃として経費に計上できます。

按分の比率は合理的に説明できるものであれば構いません。
一般的には、作業場の面積比率や営業時間の割合などで按分します。
>> 按分とは?地代家賃での按分例・方法など

地代家賃の帳簿づけ例

例えば、先ほど例示したように賃貸住宅で自宅の一部屋を事業用として使っていて、
仕事部屋の面積が自宅全体の3割、残り7割のスペースが事業主の居住空間とします。
仮に家賃が10万円の場合には、3万円を地代家賃として経費にし、
残り7万円は事業主貸の勘定科目を使ってプライベートな出費とします。

これを複式簿記で仕訳すると、下記のようになります。
やよいの青色申告オンラインの場合)

地代家賃の仕訳 - やよいの青色申告オンライン

この場合は、事務所兼自宅の家賃として事業用口座から引き落とされた10万円のうち、3万円が地代家賃、7万円が事業主貸に計上されたことになります。

毎月按分の処理をするのが面倒な方は、1年分を全て事業主貸として計上していき、 年末にまとめて3割を地代家賃に按分するなどという方法でも構いません。その場合は年末に按分処理して経費計上するのを忘れないように注意しましょう。

SOHOで按分できる経費の例

家賃の他にも、インターネット料金や携帯電話料金、
電気料金、自動車を使う仕事の場合は自動車の購入費や自動車税などの一部を経費にできます。
ひとつのものを個人用と事業用で併用しているもので、
使用割合が明確に分けられるものは、費用の一部を按分して経費にできるのです。

按分できる経費の主な例

個人事業で使う主な経費とその内容については、
以下のページに一覧をまとめているので参考にしてみて下さい。
>> 個人事業で使う主な経費の種類について