個人事業の英語表記は?屋号表記や個人事業主の肩書きについて
更新日 2024年7月23日
「個人事業」や「自営業」の英語表記
日本国内に住んでいる個人事業主でも海外のクライアントと仕事のやりとりをする場合や、実際に海外へ行って仕事をする場合があるかと思います。「個人事業」を英語で表現すると、以下のようになります。
「個人事業」の英語表記
- Sole proprietorship
「Sole」=「一人の、単独の」
「Proprietorship」=「事業経営、所有権」
公文書や契約書では、上記の表現を用います。日常会話などで自営業を営んでいることを伝えるときには、下記の表現でも構いません。
「自営業」の英語表記
- Self-employed
- Personal business
- Private business
「Self」=「自分で」
「employed」=「雇用されている」
日本でも個人事業を「自営業」「フリーランス」などということがあるように、英語表記でもいくつかの表現方法があります。なお「フリーランス」は、英語でも同じで「freelance」と言います。
「個人事業主」の英語表記
「個人事業主」の場合は、以下の表現になります。
「個人事業主の英語表記」
- Sole proprietor
- Self-employed
「Sole」=「一人の、単独の」
「proprietor」=「経営者」
こちらも同様で、個人事業を営む人を日本語で「個人事業主」や「自営業者」と呼んだり、あるいは「フリーランス」などということもあるように、いくつかの表現方法があります。下記のような表現でもフリーランスであることが伝わります。
- Private business owner
- Small business owner
もし名刺で事業主の肩書きなどを英語表記する場合には、「Web Designer」「Creative Director」「Tax accountant」など、職種や仕事内容を記載するのが自然です。
会社名と屋号の英語表記について
まず、株式会社などの法人であれば「Inc.」「Co., Ltd.」「Corp.」といった表記が会社名につきます。これらはすべて法人であることを意味します。
ちなみにそれぞれ下記の省略形であり、国によってよく用いられる表記が異なります。例えば、アメリカ企業は「inc.」、イギリス企業は「Ltd.」を用いることが多いです。
法人格と会社名
- 「Co., Ltd.」は「Company Limited」 例) NINTENDO CO., LTD.
- 「Inc.」は「Incorporated」 例)Apple, Inc.
- 「Corp.」は「Corporation」 例) Softbank Corp.
上記の表現はどれも法人を表します。これらをつけると法人でもないのに、株式会社などと名乗っているようなものです。そのため、上記の表現を個人事業の屋号(Business name)に付け加えることはできません。
名刺などに屋号を記すときには国内で表記するのと同じように、屋号をローマ字にして法人等の略語をつけずにそのまま記すかたちになります。
具体的な屋号の例
- KABUKIYA
- Morimori ramen
- Browny
- Dango Design Studio
- Office Kitano
上記のように「Studio」「Design」「Office」などが含まれていると、それらしく見えます。
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