2021年(令和3年)確定申告 初心者の方へ

更新日 2020年8月07日

2021年の確定申告が初めての方へ

個人事業を始めたばかりの方、今回確定申告をするのが初めての方もいらっしゃるかと思います。 2021年(令和3年)に初めて確定申告をするために、何をすればよいのかを簡潔にまとめました。

確定申告が初めての場合は、何から始めればよいか分からないと思います。 開業届を出していない方は、まず開業届を税務署に出しておきましょう。
>> 開業届の出し方と提出場所について

2021年の確定申告期間


2021年(令和3年)の確定申告時期

まず、個人事業主の場合、会計期間が1月1日〜12月31日と決まっています。 ちなみに、株式会社などの法人の場合は、会計期間を自由に決めることができます。

つまり、2020年の1月1日〜12月31日までの売上や経費を記録して、 その結果をまとめて
2021年の2月16日〜3月15日の間に税務署へ提出
することになります。

これが「確定申告」です。2020年の途中に新規開業した方は、開業した日から12月31日までの会計記録をまとめましょう。

上記の定められた期間中に税務署へ行くなりして、前年の会計結果を報告します。 前回、2020年(令和2年)の確定申告期間は2020年2月17日〜4月16日でしたが、 新型コロナウイルス感染症の影響により特例措置として、期限に遅れても確定申告の受付が柔軟に行われています。

>> 個人事業主の1年について
>> 確定申告期間と3つの提出方法について

白色申告と青色申告の違いを簡単に言うと?

さて、確定申告の種類には、「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。 白色申告は、簡単な帳簿づけで済むのですが、 青色申告は、少し難しくて面倒な帳簿づけをする必要があります。

その代わりに青色申告は、白色申告よりも納める税額を少なくできる特典があります。 簡単に言うと、青色申告のほうが節税になります。 納める税金が少なくなるので、事業主の財布に優しいのが青色申告です。

個人事業主は、収入が多いほど青色申告を選択する人の割合が多くなります。 過去の調査によると青色申告者の割合は、所得500万円以下で50%前後、 所得500万円~1,000万円で70%前後、1,000万円超で80%前後でした。 (収入 − 経費 = 所得)

個人事業主の所得と青色申告を選ぶ人の割合

白色申告を選ぶか青色申告を選ぶかは、その人の自由です。 何も申請を出さなければ、自動的に白色申告とみなされます。 青色申告をするには、事前に申請書を税務署へ出しておく必要があります。

>> 白色申告するまでにやること 簡単な帳簿づけ・領収証等の保存
>> 青色申告するまでにやること 複式簿記・領収証等の保存

個人事業用の会計ソフトで日々の帳簿付けと確定申告提出書類の作成

新しく事業を始める場合、大抵の場合は1年の途中から事業を始めることになるはずです。 その場合、事業を始めた日から12月31日までの売上や経費を帳簿につけて計算します。

白色申告は特に事前申請の必要がありませんが、 青色申告をしたい場合は1月16日以降に開業した場合、 開業日から2ヶ月以内に「所得税の青色申告承認申請書」を税務署へ提出する必要があります。

つまり、2021年の2月16日~3月15日に青色で確定申告するには、 原則としては2020年中の期限内に申請書を提出しておく必要があります(>> 提出期限の詳細)。 提出が受理されなかった方は、2020年分は自動的に白色申告になります。

帳簿の作成に慣れていない方は、ひとまず個人事業用の会計ソフトを用意しましょう。個人事業向けに作られた会計ソフトが販売されており、これを使うと初心者でも帳簿付けと確定申告書類の作成が簡単になります。 確定申告を自分で行う方は、ソフトで帳簿付けする事をおすすめします。

>> 白色申告の会計ソフト
>> 青色申告の会計ソフト