スマレジとモバイル決済サービスの連携

スマレジとモバイル決済サービスの連携

スマレジとモバイル決済サービスを連携させると、クレジットカードや電子マネーでの決済が受付可能になります。連携できるのは、決済手数料が低めのカードブランドが多い「Square」、対応電子マネーの種類が豊富な「楽天ペイ」、WeChatPayに対応している「Coiney」、分割払いの種類が多い「スマレジペイメント」などです。

【導入】スマレジとモバイル決済サービスを連携する手順

モバイル決済とは、スマホやタブレットなどのモバイル端末を利用して、カードなどの決済を可能にするシステムのこと。タブレットなどにカードリーダーをBluetoothで接続(無線接続)して使うので、タブレット型のPOSレジアプリと相性が良いです。

タブレットとカードリーダーをBluetoothで接続する

スマレジとモバイル決済サービスを連携させるには、スマレジのアカウント登録だけでなく、モバイル決済サービスにもアカウントの登録が必要です。以下、スマレジに登録済みで、手持ちのタブレットにもスマレジのアプリがインストールしてあることを前提に説明します。

モバイル決済サービスの準備

  1. モバイル決済サービスのアカウントを登録
  2. 審査通過後、カードリーダーを手に入れる
  3. POSレジ用の端末にモバイル決済のアプリをインストールする
  4. タブレットとカードリーダーをBluetoothで接続する

POSレジとして使うタブレットのなかには、スマレジのアプリとモバイル決済のアプリ2つがインストールしてある状態ということです。どちらも同じタブレットにインストールしていないと、会計時に連携ができないので気をつけましょう。

スマレジでSquareと連携をオンにした画面

準備が完了したら、スマレジの設定画面からモバイル決済サービスとの連携をオンにします。上の画面は、スマレジでSquareと連携をオンにしたときのものです。モバイル決済サービスの種類によって、細かな設定方法は異なりますが、いずれも簡単に設定できます。

【運用】会計時にスマレジでカード決済をする方法

基本的には、決済方法を選んだあとにスマレジの画面からモバイル決済の画面へ自動で切り替わります。決済の会計データは、スマレジの売上データに反映されます。

カード決済をスマレジで行う手順

スマレジとモバイル決済の連携

決済の際、顧客のカードが有効か(期限切れや不正使用ではないか)モバイル決済のアプリを通して調べます。決済が完了すると、スマレジの画面に戻ります。

スマレジは5つのモバイル決済サービスと連携できる

スマレジは5つのモバイル決済サービスに対応しています。主要な「Square」「楽天ペイ」「Coiney」と連携できるのは嬉しいポイントです。

連携可能なモバイル決済サービス

  • Square
  • 楽天ペイ
  • Coiney
  • スマレジペイメント
  • Payment Meister

スマレジペイメントは、スマレジと決済代行会社のゼウスが提供しているモバイル決済サービス。スマレジだけでカード決済の操作を完結できるので、ほかのモバイル決済サービスのようにアプリをインストールする必要はありません。

連携していないモバイル決済サービスも利用は可能

上記のモバイル決済サービス以外でも利用はできますが、連携していないサービスを使うと、同じ会計情報をスマレジアプリとモバイル決済アプリそれぞれに入力する必要が生じます。つまり、2度打ちしないと、決済した会計情報がスマレジの売上データに反映されません。会計業務を頻繁に行う業種では、あまり現実的でない方法です。

モバイル決済サービスそれぞれの特徴を比較

スマレジと連携できるモバイル決済サービスの特徴をまとめました。Payment Meisterはカードリーダーが高額で、決済手数料も明示されていないため、比較表からは除外しています。

モバイル決済サービスの比較表

Square楽天ペイCoineyスマレジ
ペイメント
カードリーダーSquareのカードリーダー楽天ペイのカードリーダーCoineyのカードリーダースマレジペイメントのカードリーダー
月額費用無料
カードリーダー
の価格
実質無料23,000円(税抜)
決済手数料3.25~
3.95%
3.24~
3.74%
3.24~
3.74%
3.24%
カードブランドVISA
Master
Amex
JCB
Diners
Discover
VISA
Master
Amex
JCB
Diners
Discover
VISA
Master
Amex
JCB
Diners
Discover
VISA
Master
(他ブランドはオプション)
電子マネーなし交通系電子マネー
QUICPay
iD
楽天Edy
nanaco
交通系電子マネーなし
QRコード決済なし楽天ペイWeChat Payなし
分割払いなしなし2回払い
リボ払い
2回払い
リボ払い
分割払い
ボーナス払い

スマレジペイメント以外は、カードリーダーの料金が実質無料になるキャンペーンを行っています。タブレットやスマホさえ持っていれば、コストをかけずにモバイル決済を導入できるというわけです。

SquareはJCB以外の決済手数料が3.25%

表からは、Squareは決済手数料が高い印象を受けますが、実際に決済手数料が3.95%なのはJCBだけ。他の5ブランドは3.25%です。逆に、Diners ClubとDiscoverの決済手数料がこれほど低いのはSquareだけです。

楽天ペイは受付可能な電子マネーの種類が多い

楽天ペイは、受付可能な電子マネーの種類が最も豊富です。加えて、楽天ペイのQRコード決済(QRコードを読み取って決済する方法)にも対応しています。

Coineyなら中国人観光客のニーズに対応できる

WeChat Payとは、中国でシェアの高いQRコード決済のこと。CoineyはWeChat Payでの決済にも対応しているので、主に中国人観光客のニーズに応えることができます。

スマレジペイメントは分割払いの種類が豊富

分割払いの種類が4つあるのはスマレジペイメントだけ。高額の商品を提供している店舗の場合、分割払いを希望する顧客も多いので助かります。

スマレジペイメントは、決済手数料が3.24%と一番安く見えますが、これはVISAとMastercardのみ。オプションで可能になるAmerican Express・JCB・Diners Club・Discoverの決済手数料は、契約者ごとに異なります。また、オプションを利用する際は月額2,000円かかってしまいます。

モバイル決済のほかにはCATにも対応している

スマレジは、モバイル決済サービスだけでなくCAT(キャット)にも対応しています。CATとは、お店のレジカウンターの横に置いてある、クレジットカードを読み込む端末のことです。

CAT(信用照会端末)

モバイル決済サービスではインターネットを通してカードをスキャンしますが、CATの場合、電話回線でスキャンするものがほとんどです。電話回線を開通させるために工事をすることもあるので、導入費用が高くつきがちです。

モバイル決済サービスなら、Wi-Fiや4GなどのインターネットがあればOKなので、CATよりも安く導入できます。イニシャルコスト(初期費用)をおさえたい小規模事業者には、CATではなくモバイル決済サービスの利用がおすすめです。

どのモバイル決済サービスを選べばいい?

導入において迷う余地のある4社、それぞれの特徴をまとめておきました。特に「Square」「楽天ペイ」「Coiney」の3つは、カードリーダーの料金が実質無料になるキャンペーンを実施しているので、初期費用を低くおさえることができます。

Squareの特徴

  • 主要国際ブランド5社の決済手数料が低い
  • カードリーダーなど周辺機器のデザイン性が高い

Squareは、JCB以外の5ブランドなら決済手数料が3.25%です。他のサービスと比較すると、カードリーダーなどのデザイン性に特徴があります。数字のボタンがなくシンプルなので、レジ周りをすっきりと見せたい店舗におすすめです。

楽天ペイの特徴

  • 決済可能な電子マネーの種類が多い
  • 楽天ペイのQRコード決済も受付可能

楽天ペイは、対応している電子マネーの種類が最も多いのが特徴。電子マネーだけでなく、楽天ペイのQRコード決済も受け付けられるので、母数が多い楽天ユーザーの集客が期待できます。

Coineyの特徴

  • WeChat Payに対応している
  • 分割払い(2回払いとリボ払い)が可能

Coineyなら、中国でのシェアが高い決済方法「WeChat Pay」に対応しています。中国人観光客に人気の高い商品を扱っている店舗にはうってつけです。カード決済では分割払いにも対応しているので、高額な商品が多い店舗にも向いています。

スマレジペイメントの特徴

  • スマレジが提供しているので連携がスムーズ
  • 対応している分割払いの種類が最も豊富

スマレジペイメントは、スマレジが提供しているモバイル決済サービスなので、別途でアプリをインストールする必要がありません。また、分割払いの種類が豊富なので、高額な商品を取り扱う店舗にぴったりです。

ただし、端末料金が有料で、対応カードブランドを増やすと月額料金が追加されるので、他のサービスよりもコストがかさみます。

>> スマレジ(公式サイト)
>> POSレジアプリ「スマレジ」について
>> 主要モバイル決済サービス4社の比較